“あるドイツ人の見た支那事変”

『ドイツはアジアをかく見る』
Werner.A.Lohe(ウェルネル・A・ローエ/ヴェルナー・A・ローエ)著
東 健治 訳
付録:太平洋に於ける人工増加比較表、国民と領土、極東闘年表(1834年以後)



[動画概要]
★印=西尾幹二氏による解説あり

標題:『ドイツはアジアをかく見る』
目次
原著者序
訳者序
  第一編 太平洋を繞る權力構成 / 1
    I 白人支配者(カリフォルニア州サン・ディエゴにて) / 2   ★
    1 典型的なアメリカが玆(ここ)にある / 2   ★
    2 自由とドルの同一視、殺人的劃一化の國 / 8   ★
    3 洋をはさんで對峙するもの / 20
    4 南米は米大陸の支那である / 36
    5 日本はかくして立ち上つた / 42
    II オーストラリアの特性(シドニーにて) / 48
    1 表玄關だけ出來た大陸 / 48
    2 植民地として有望なりや? / 52
    3 何がオーストラリアを無力化したか / 55
    4 象徴的な首都-カンベラ / 65
    5 オーストラリアを生かす道 / 70
    III アメリカの前哨基地「ハワイ」(オロペサ號にて) / 79
    1 勢力均衡はいつ破れるか? / 79
    2 ハワイの戰略的價値は? / 86
    3 日支事變の意味するもの / 96   
    4 ドル外交の假面は剥がれた / 103
    5 そして今また東亞でも! / 109
    第二編 權力はどこを目指すか / 115
    I 成吉思汗の道(上海にて) / 116
    1 上海-ここは支那ではない / 116   ★
    2 蒋介石の悲劇 / 121   ★
    3 日本の立場 / 130   ★
    4 歴史の重荷で窒息した支那 / 137   ★
    5 成吉思汗の復活 / 160
    II 蟻の國(東京にて) / 171
    1 日本の躍進 / 171
    2 日支兩國の本質的相違點 / 174   ★
    3 日本の意圖するもの / 183
    4 苦惱の中で把握された決意 / 193
    5 大東亞樞軸の建設へ / 197
    III 新たなる富の鑛脈(滿洲國新京にて) / 207
    1 滿洲帝國建國の意義 / 207
    2 戰略地點としての滿洲 / 211
    3 日ソ間の提携は可能か / 216
    4 イギリスこそ世界の敵だ / 224   ★
    5 獨伊は西で、日本は東で / 230
    第三編 明日の太平洋 / 243
    I 日本の面貌(再び東京にて) / 244
    1 日本精神と西歐文明 / 244
    2 日本の眞の面貌は? / 248
    3 今や日本精神復興せんとす / 254
    4 「武士道」は「戰鬪的全體主義」である / 259
    5 日本の直面する困難は何か / 271
    II 戰爭か圓卓會議か(マニラにて) / 277
    1 『アメリカは日本を好かぬ』 / 277
    2 進軍する日本 / 281
    3 フィリッピンの戰略的價値と獨立承認のからくり / 289
    4 太平洋戰爭は起るか / 299
    5 『太平洋圓卓會議』 / 313
    III 平和なる海岸(ペルー・リマにて) / 336
    1 ここでは凡てが充ち足りている / 336
    2 凡てがアジアとは對蹠的だ / 342
    3 「未來の大陸」「平和の大陸」「與へる大陸」 / 347
    4 なぜ南米は平和であるか / 352
    5 ほろびゆくインディアン、立上るアジア民族 / 358

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

lohe


※経歴不詳の著者がジャーナリストなのか、学者なのか、架空の人物なのか非常に気になりますが、ひょっとして日本人がドイツ人になりすまして書いたのではないかと思えるほど正確に分析していることに驚きます。
 日本でもなかなか手に入らないWerner.A.Loheの別の著書、『アジアの太陽 日本』(青年書房)の日本語訳本が遼寧省の図書館にあるというのにも驚きました。