秋に入り、山中でキノコ狩りをする人が増える中、山形県は、キノコ中毒が発生する前に間違ってツキヨタケを採取しないよう十分に注意しましょうと呼びかけを始めた。
ツキヨタケは、柄(石づき)の中心部に黒褐色から暗紫色のシミがあるのが特徴で、縦に裂けば黒っぽいシミが見つかるキノコで、食用のシイタケやムキタケ、ヒラタケに似ていることから県内のキノコ食中毒の8割を占めるほどで、県内では昨年9月に長井市で食中毒患者を2人出している。
間違って食べてしまうと体調不良はじめ、ひどい場合は嘔吐(おうと)などの症状にまでなるという。
間違って食べてしまうと体調不良はじめ、ひどい場合は嘔吐(おうと)などの症状にまでなるという。
今年はすでに山梨県で1件の食中毒が発生しており、県食品安全衛生課の三浦敏嗣専門員は「仮に持ち帰っても調理前にもう一度、十分に確認し食べられるものだけを選んでほしい」と呼びかけている。
産経ニュース 2018.9.14
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[成長とともにカサが開く。夏から秋にかけて草原に多く群生。5~20㎝]
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