自宅に知人女性の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕された広島市南区青崎2丁目23-3、朝日新聞「ASA矢野」の配達員・北野吉和容疑者(52)が広島県警の調べに、女性の殺害を認める供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。

 県警によると、北野容疑者は22日頃、自宅の風呂場に知人の団体職員、青森利香さん(46)(広島県廿日市市)の遺体を遺棄した疑い。青森さんの家族が25日、県警に行方不明者届を出していた。

 北野容疑者は昨年5月から、広島市内の同新聞販売所で勤務。今月17日から休暇を取っていたという。

 朝日新聞大阪本社販売局は「取引先である販売所の従業員が逮捕されたことを重く受け止めています。販売所に対して指導を徹底します」とのコメントを出した。
YOMIURI ONLINE

殺人・遺体遺棄現場の北野吉和容疑者自宅


 ※県警捜査1課によると、首には物で絞められた跡が残っており、ほかに外傷は見受けられないという。
 死因は窒息死。死亡推定は22~25日までの間。
 青森さんの母親は25日、「22日に自宅を出てから連絡が取れない」と行方不明者届を出していた。
産経新聞

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(日経新聞)