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旭
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国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は23日までに、シリアの武装勢力がフリージャーナリスト安田純平さん(41)を拘束し、身代金を要求しているとの見解をホームページで明らかにした。「安田さんの今後の安否を強く懸念している。日本政府に救出に尽力するよう求める」としている。
安田さんは6月下旬、泥沼化するシリア内戦を取材するためトルコ南部ハタイ県からシリア北西部に越境。予定していた7月中旬を過ぎても帰国しなかった。
安田さんが越境したとみられる地域では反体制派や犯罪組織が入り乱れて活動。越境に協力した関係者は共同通信に対し、安田さんはシリアに入国した日に武装勢力に拘束されたとの情報があると語った。
政府高官は23日、取材に「日本政府はしっかり対応している」と述べた。拘束されているかどうかの確認も含めて情報収集を強化する考えだ。
政府関係者は「目に見える動きがあったとは聞いていない」と説明。外務省幹部は「安否について有力な情報があるわけではない」と話した。
安田さんはイラク戦争後のイラクを取材していた2004年4月、首都バグダッド郊外で地元の自警団に拘束され、3日後に解放された。その後も混乱が続くイラクやシリアに度々入り、現地取材をしていた。
シリアでは今年1月、過激派組織「イスラム国」(ISIL)にジャーナリスト後藤健二さんと湯川遥菜さんが殺害される事件が発生した。(共同)
スポーツ報知
12月23日
◆「安田純平の戦場サバイバル」[ガジェット通信]
・自国民に空爆してよい理由
・自分がどう殺されるか知っておく
・シリア離反兵お迎え作戦への同行を企てる
・日本人とラーメンを食った「テロリスト」
・ツイッターを更新しないと大変なことになるシリア
・食ったことないほどうまい飯にありつく
・チョビ髭男につけ回される
・電気ショックで拷問される日々
・えらい人の前で「こいつ本当は中国人」と言われる
・またイチャイチャしたいヒゲの隊長
・チームメイトと殺しあう日
・おでこに「中国人じゃない」と書くか悩む
・床屋があいてないからアルカイダ
・胡散臭いのもいる戦場シリア
・戦場シリアの入り方
・政府軍によってジャーナリストが殺害される国、シリア
■安田純平
フリージャーナリスト:1974年生。
97年に信濃毎日新聞入社、山小屋し尿処理問題や脳死肝移植問題などを担当。
2002年にアフガニスタン、12月にはイラクを休暇を使って取材。
03年に信濃毎日を退社しフリージャーナリスト。
03年2月にはイラクに入り戦地取材開始。
04年4月、米軍爆撃のあったファルージャ周辺を取材中に武装勢力によって拘束される。
著書:『囚われのイラク』『誰が私を「人質」にしたのか』『ルポ戦場出稼ぎ労働者』
※連載記事のタイトルが何とも意味深ですね。