※河南省開封市の農村で、建造中に突然解体された金色の巨大毛沢東像。

[河南省開封市通許県]

 【北京時事】
 中国河南省開封市通許県の花火工場で14日、爆発があり、10人が死亡した。
 このほか5人が重傷、2人が軽傷を負った。国営新華社通信が伝えた。
 地元当局は爆発の原因を調査するとともに、工場の責任者を拘束して調べを進めている。中国では爆発事故が相次ぎ、安全管理の在り方に批判が相次いでいる。
時事通信




■中国で14日、爆発事故が相次いだ。河南省開封市通許県では午前11時(日本時間正午)ごろ、花火工場が爆発し、同日夜までに10人が死亡、7人が重軽傷を負った。
 現地メディアによると、工場は爆竹なども扱っており、爆発時には、大きなキノコ雲が上がるほど爆発の規模は大きかったという。

■一方、浙江省杭州市の工場では午後7時(日本時間同8時)すぎ、十数回の爆発があった。
地元メディアによると、ガスボンベを積んでいた車に何らかの理由で火災が発生し、ボンベに引火した可能性があるという。地元消防が消火にあたり、約2千平方メートルが燃えたものの、けが人は確認されていないという。
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