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■昨年8月、大阪府寝屋川市の中学1年の男女を殺害したとして、殺人罪に問われた山田浩二被告(46)に対する裁判員裁判での争点や証拠などを整理する第1回公判前整理手続きが5日、大阪地裁(浅香竜太裁判長)で開かれた。

 手続きは非公開で行われ、担当裁判官と検察官、被告側の弁護団が参加した。
 次回は11月11日。

yamadakouji 関係者によると、弁護側は事件への関与を一部認める方針。被告は逮捕直後に「女の子を連れ込み、同乗者が暴行して遺棄した。男の子も一緒にいた」と話した後、黙秘していた。

 捜査段階では2人の殺害場所や時間は特定できず、被告が供述した同乗者の存在も確認されていない。

 起訴状によると、昨年8月13日ごろ、平田奈津美さん=当時(13)=と星野凌斗さん=同(12)=を殺害したとしている。大阪地検は昨年10月と12月に山田被告を起訴した。
産経WEST


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