※中国人によるアパホテルへの抗議デモは一見不発に終わったかのように見えますが、尖閣での中国の動きを見てもわかるように、最初はごく控えめに出て日本の反応を伺い、徐々に規模を拡大し、やがては大船団を組んで大挙押し寄せてくるというのが中国の侵略、侵攻の手口です。
 勝利宣言などをして油断するのでは中共の思う壺です。

 現在、日本には150万人の中国人がいるといわれています。
 100人で始まったデモが徐々に1000人、10000人となり…全国で同時に数万人単位の工作活動(テロ・暴動など)を起こさないとも限りません。
 決して大げさな話ではなく、例えば東京オリンピックを混乱させ、その混乱に乗じて、親中派の知事がいる北海道や沖縄などを制圧しようとする可能性もあります。
 今回、警察が中国人のデモを許可(本来は違法)し、それに対して抗議しようとする日本人のほうを制止する光景を見て、違和感、危機感を持ったのは筆者だけではないでしょう。

 デモに参加した中国人たちが反日洗脳されているからなのか、指示に従わなければ強制的に帰国命令を出され“思想再教育”をされることを恐れてのことなのか分かりませんが、中国には「国防動員法」があるということを念頭において中国の“情報戦略”に対しても警戒を怠らないようにしたいものです。
  中国共産党の本質はこれ↓です。中国には基本的人権も言論の自由もありません。

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 2015年夏に中国で人権派弁護士らが一斉に拘束された事件で、逮捕された弁護士の1人が取り調べ中、当局から拷問や虐待を受けていた、と面会した弁護士が明らかにした。
 精神的に追い込まれた状況で罪を認める調書にサインさせられたが、本人は無罪を主張しているという。

 拷問などを受けていたのは、15年7月に拘束された湖南省の謝陽弁護士(45)。
 ネット上で政府や司法機関、法制度などを攻撃したとして、昨年12月に国家政権転覆扇動罪で起訴された。1月、弁護人として5日間にわたって面会した陳建剛弁護士(37)らが、本人から聞き取った内容をネット上に公開した。

goumon 面会記録と陳弁護士の話によると、謝弁護士は湖南省の公安当局に拘束された後、40時間以上休みなしで取り調べを受けた。

 その後も1週間は、ほぼ連日20時間ほど取り調べられ、睡眠時間は2時間ほどだった。

 拷問や虐待の態様は様々だ。肉体的には、足が宙に浮く状態でイスに座らされ、下半身は腫れてマヒ状態に。

 カメラの死角で殴る蹴るの暴行を受けたり、周りから一斉にたばこの煙を吹き付けられたり。

 水もろくにもらえず、怒鳴られ、脅されていた。
「罪を認めなければ、大学で働く妻や友人も苦しめるぞ」といった脅しなど精神的なプレッシャーも受けていた。

 謝弁護士は途中、休憩を求めたが認められず、3日目には泣き出すなど精神的におかしくなった。
 それでも休ませてもらえないため、当局の要求通りに罪を認める文章を書き、署名した。当局は、売名目的か金銭目的か共産党に反対する目的か、三つのうちのどれかの動機を自供するよう求めてきた。
 後から内容の訂正を求めても、全く認められなかったという。

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[謝陽弁護士への拷問に抗議する意思をネット上でアピールする人たち]
 
 ◇「弾圧・迫害は中央政府の意思」面会記録公開した弁護士
 ◇一斉拘束事件で捕まった他の弁護士たちは、弁護士にも面会できない状態
  →謝陽弁護士がなぜ面会できたのか

 謝陽弁護士は、死んでも当局の弁護士は断る姿勢だった。気骨があり、何事にもへこたれないタイプ。私も含め、他の人ならとっくに屈服していたはずだ。法律上、弁護人がいなければ裁判は開けない。裁判が近づき、当局も仕方なく面会させたのだろう。

 ――当局は内容をチェックしていなかったのか。

 面会室にカメラは3、4台あり、彼らも非常にやりとりを気にしていた。だが、規定では監視はできるが、音声は聞けないことになっている。今回は幸運なことに、その通りに運用された。当局も私たちがここまでするとは思っていなかったのだろう。

 ――最初に虐待の状況を聞いた時はどう思ったか。

 怒りだ。謝弁護士と鉄格子越しに…
続きは、朝日新聞デジタル