※欧州における極右政党の台頭を測るバロメーターと注目されていたオランダの下院選が15日に行われ、即日開票された。
 大躍進が期待されたウィルダース党首率いる極右政党・自由党(PVV)は19議席の獲得にとどまったもよう。

[反イスラムを掲げる極右政党・自由党(PVV)のヘルト・ウィルダース党首]
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◆極右伸び悩み=与党第一党維持…オランダ

 32議席と見込まれる中道右派の与党・自由民主党(VVD)には及ばないとみられる。ウィルダースPVV党首は敗北を認め、ルッテ首相は「第一党の座を確保したようだ」と勝利宣言した。

 今回の選挙は、英国のEU離脱決定など欧州でポピュリズムの動きが強まりつつある中で実施された。結果は、4月以降のフランス大統領選やドイツ連邦議会(下院)選にも影響を与える可能性がある。

 PVVは現有12議席から上積みはするが、第1党をうかがう勢いを示していた事前の世論調査からは失速した。2010年の下院選で獲得した24議席にも届かなかった。ウィルダース氏は「これが終わりではない」とツイートし、再起を誓った。

 AFP通信によると、ウィルダース氏は16日未明、記者団に対し「連立を組む意欲はあるし、それが無理だと言うなら閣外協力だってする。われわれが重要視する問題では是々非々で対応する」と述べた。ルッテ政権は少数与党だった10~12年、ウィルダース氏率いるPVVに閣外協力を求め、PVVは大きく存在感を高めた。ただ、今回は大半の政党がウィルダース氏と手を組むことを拒否している。

 ルッテ首相率いるVVDは現有40議席は下回るが、選挙戦で一時リードを許していたPVVへの批判を強め、終盤で巻き返した。ルッテ氏は「英国のEU離脱決定や米大統領選と続いたポピュリズムの流れを食い止めた」と強調した。

 極右躍進の可能性が事前に報じられ、世界的に関心が集まったことを反映し、投票率は前回12年の74.6%を上回る81%程度になったとみられている。 
産経ニュース
 

 【ハーグ時事】
 15日投票のオランダ下院選(定数150)は即日開票され、オランダ放送協会(NOS)は暫定の出口調査に基づき、極右・自由党(PVV)は19議席にとどまり、第1党には届かないとする分析結果を伝えた。

 中道右派の与党・自由民主党(VVD)は31議席を獲得し第1党を維持すると予測している。

 出口調査結果では、PVVは他の2党と同議席の2位グループ。極右の躍進の可能性が事前に報じられ、世界的に注目が集まったことを反映し、投票率は前回2012年の74.6%を上回ったとみられている。 
時事通信

事前の予測は以下の通り
 オランダ総選挙予測