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 ◇国産初のジェット機MRJ 余剰人員見直しで570人の配置転換

 三菱重工業は9日、子会社の三菱航空機が開発する国産初のジェット旅客機MRJの機体組み立てに関わる従業員ら約570人を一時的に配置転換する方針を明らかにした。度重なる設計変更で量産開始が遅れ、人員に余剰感が出ているため。

 三菱重工の宮永俊一社長が、都内で開いた会社の事業説明会で表明した。
 配置転換の対象は三菱重工と三菱航空機の従業員。MRJに携わる人員約2850人(今年2月時点)を、2018年4月までに2割程度減らす。MRJの設計作業を終えた社員が別の部署に移るケースも含んでおり、米ボーイング向けの部品をつくる部署などに配置する見込み。量産が始まれば必要な人員を元に戻す。

 MRJの初号機納入は当初、13年の予定だったが、設計変更が相次ぎ、20年にずれ込んでいる。
 宮永社長は「(旅客機が事業をするために必要な)型式証明をとるための作業は、かなり終わっている。
 開発は最終段階。機体構造の設計はほとんど変わらないので、自然減の部分もある」と話した。
 朝日新聞2017/5/10


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※大戦後、GHQにより機体を接収・破壊され、資料もすべて奪われ、飛行機の研究や設計・製造を禁じられて開発を足止めされてきた国産機が2015年初飛行に成功。
 天皇陛下も国産機の初飛行成功に感慨も一入であられたというお言葉を残しておられます。

産経ニュース
 天皇陛下は昨年(2015年)12月のお誕生日を前にした記者会見で、国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の試験飛行が行われたことに関し、こう述べられた。皇太子さまも今年2月のお誕生日を前に「私自身、小学校6年生の時に、生まれて初めて乗った飛行機が戦後初の国産のYS11機でした」と語られている。

※YS11機は現役飛行中。
YS11