サイバー攻撃で外貨獲得:北朝鮮

【ワシントン=大木聖馬】
 米上院国土安全保障・政府問題委員会は10日、サイバー攻撃に関する公聴会を開き、出席した米大手情報セキュリティー会社「シマンテック」の幹部、ジェフ・グリーン氏は、北朝鮮がバングラデシュ中央銀行にサイバー攻撃を仕掛けて、8100万ドル(約92億円)を盗んだとの分析を明らかにした。

 核ミサイル開発を続ける北朝鮮は、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁や米国などの独自制裁で経済的に困窮する中、外国の金融機関にサイバー攻撃し、外貨を獲得している可能性がある。

 グリーン氏は北朝鮮のサイバー攻撃について、「金融面での不正行為は、これまで99%が(個人による)犯罪だった。国家が関わる主要銀行への攻撃は初めて見た」と指摘し、北朝鮮がバングラデシュ以外に対してもサイバー攻撃を仕掛けているとの認識を示した。
続きは⇒読売新聞2017/5/11
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