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 北朝鮮の当局者とアメリカの元国連大使らによるノルウェーでの会合で、北朝鮮で拘束されているアメリカ人4人の釈放問題が取り上げられ、今後、米朝間で調整に入ることが、JNNの取材で明らかになりました。

 外交関係筋によりますと、今月8日・9日、ノルウェーのオスロで学術団体の関係者が主催する非公開セミナーに北朝鮮側からチェ・ソンヒ米州局長とニューヨーク代表部の大使、アメリカ側からは元国連大使を団長とする学者グループが参加し、意見交換を行いました。

 その中で、アメリカ側から現在拘束されているアメリカ人4人の釈放問題について政府からの意向が伝えられました。しかし、この場で結論は出ず、今後、米朝の間で調整に入ることがわかりました。

 今回の米朝会合の内容が明らかになるのは、これが初めてです。ただ、北朝鮮が今後も挑発行為を行わないか情勢は不透明で、楽観視できないとの見方も出ています。

 こうした中、朝鮮中央通信によりますと、北朝鮮外務省の報道官は11日、拘束中のアメリカ人らについて「北朝鮮が『人質』として協議の駆け引き材料や人間の盾として使おうとしているとアメリカの一部メディアが報じている」として、これを非難しました。その上で、「犯罪者を法律通りに処分するのは主権国家の堂々たる権利行使だ」と主張しました。

 また、報道官は、「最近拘束されたアメリカ人らは敵対行為を働いたことによって当該機関の調査を受けている」とし、「いかなる犯罪を働いたかはまもなく明らかになるであろう」と表明しました。
TBS News i5/12(金)


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