コンゴ共和国

 世界保健機関(WHO)は12日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)でエボラ出血熱の集団感染が確認された、と発表した。
 4月22日以降、3件の死亡例を含む9件の疑い例があり、現地保健当局が封じ込めを急いでいる。

 同国は9日、WHOに対して、北部の中央アフリカ共和国との国境に近い地域でエボラ出血熱が疑われる出血性の疾病の集団感染が起きた、と報告した。同国の研究機関が、関連が疑われる患者の血液を検査したところ、11日になって、5検体中1検体が陽性と確認された。

 同国では1976年以来、今回も含めて8回目の流行となる。前回の2014年の流行では、49人が死亡した。

 日本の厚生労働省は13日、「一般の日本人旅行者が感染するリスクは非常に低いと考えられるが、感染者が発生している地域には近づかないように」と注意を呼びかけた。
(ジュネーブ=松尾一郎)
朝日新聞デジタル