[グラムスさん(84)が66年前に夫に貰った婚約指輪]
PA/AFLO (リンク先動画あり)
◇13年前になくした婚約指輪、家庭菜園の人参畑で息子の嫁が「収穫」
【AFP=時事】
高齢のカナダ人女性が13年前に紛失したダイヤの婚約指輪が今週、息子夫婦が受け継いだ一家の菜園から収穫された1本のニンジンにはまった状態で見つかった。
メアリー・グラムス(Mary Grams)さん(84)が地元メディアに語ったところによると、グラムスさんは1951年からその指輪をしていたが、2004年、カナダ・アルバータ(Alberta)州アーミーナ(Armena)近郊にある菜園で雑草を取っていたときに紛失したという。
◇2012年に他界した夫には告げず、内緒で同じ指輪を購入していた 後ろめたさを感じたグラムスさんは、この事実を息子以外の誰にも話さず、夫のノーマンさんが気づかないように代わりの指輪まで購入したという。ノーマンさんは結婚60周年記念後間なく2012年に亡くなっている。
現在その菜園の近く住んでいるグラムスさんの義理の娘のコリーン・デーリー(Colleen Daley)さんが今週、畑から奇怪な形の1本のニンジンを収穫した。そのニンジンの泥を洗い落していたところ、指輪がはまっていることに気づいた。
この太く短いニンジンは指輪を通って成長したためきつく輪ゴムを巻いた太い指のような奇妙な形になっていた。デーリーさんが夫にその指輪に心当たりがあるか尋ねたところ、グラムスさんが指輪をなくしていたことを教えられたという。
公営カナダ放送協会(CBC)の取材に応じたグラムスさんは、何年も「あらゆる所」を探した末に再びこの指輪を目にするとは思いもよらなかったと話し、「まだサイズはぴったり」だと語った。
【翻訳編集】 AFPBB News 8/18(金)
【翻訳編集】 AFPBB News 8/18(金)
*
◇なくしてしまった結婚指輪、16年ぶりに「収穫」 スウェーデン
【1月1日 AFP】
スウェーデン北部の家庭菜園でニンジンを収穫したレーナ・パールソン(Lena Paahlsson)さんはびっくり仰天した。16年前になくした結婚指輪が出てきたからだ。
スウェーデン北部の家庭菜園でニンジンを収穫したレーナ・パールソン(Lena Paahlsson)さんはびっくり仰天した。16年前になくした結婚指輪が出てきたからだ。
12月31日の現地紙ダーゲンス・ニュヘテル(Dagens Nyheter)によると、レーナ・パールソン(Lena Paahlsson)さんは1995年、クリスマスの前に娘たちとお菓子を焼こうとホワイトゴールドの結婚指輪を外してキッチンのカウンターに置いた。しかし、その後指輪はなくなってしまった。
レーナさんは思いつく限り全ての場所を探し、最後には床板まではがしたが、どうしても指輪は見つからなかった。レーナさんと家族はすっかりあきらめていた。
しかし2011年10月、この年の最後のニンジンを収穫したとき、レーナさんは1本のニンジンにこの指輪がひっかかっているのを見つけた。この畑には堆肥かヒツジのふんしか使っていないので、指輪は台所のシンクに落ちてポテトの皮などと一緒に堆肥にされたか、ヒツジの餌になったのだろうとレーナさん一家は考えている。
「もう望みはないと思っていました。でもせっかく見つかったので、きちんとつけられるようにしたいです」とレーナさん。指輪は現在のレーナさんの指には小さすぎるが、レーナさんはサイズを直す予定だという。
(c)AFP 2012年01月01日
(c)AFP 2012年01月01日