※北朝鮮を擁護、代弁するかのような工作員及び協力者の呆れた主張
①「今まで何回も核実験してきたのになぜ今更騒ぐんだ?」
②「北朝鮮にもアメリカなどの脅威から自国を守る権利がある」
③「核を持ってるのは皆知っていたはず。核を持って何が悪い?」
④「弾道ミサイルが上空を飛んだと言っても領空は侵してない」
⑤「日・米・韓が合同演習や電話会談などで北朝鮮を刺激するせい」
⑥「北に対話を働きかけずに経済制裁や武力行使などとんでもない」

 などなど、彼ら北の工作員は読んでいて気持ちが悪くなるようなことをネットの各所に熱心に書き込んでいますが、そもそも六か国協議や国連安保理決議を無視して核開発を強行し、ミサイル発射実験を続けて暴走している北朝鮮と対話など成り立つはずもありません。

 今回の6回目の核実験は北朝鮮にとっても核開発の総仕上げとしての重要な意味があり、核開発と並行して行われてきたICBMの発射実験も二度成功させた今、アメリカや日本を含む周辺諸国への脅威が格段に増しているのはアメリカの軍事的な動きを見ても明らかです。

 北朝鮮は核放棄は一切考えていないし、核を交渉のテーブルに載せることもないと断言しています。

 ここまで来たら、CIAのポンペオ長官が「最も重要なのは(核)能力から(使用の)意図を持つ者を分離させることだ」と金正恩氏の排除を示唆したような方向にさらに踏み込むことも考えられます。
 あえて作戦名は書きませんが、「凶器(核)を簡単に取り除けないのなら凶器を振り回す者を排除するのが早道」という最も合理的な結論です。

 北朝鮮は今回、核弾頭について電磁パルス攻撃も可能な多機能弾にも言及しました。
 発射精度にさほど関係なく高高度で爆発させた場合、広範な地域の発電、送電システムがダウンし、停電が発生、交通機関もシステムダウン、あらゆる電子機器、電子システムが無力化され、ライフライン復旧まで相当な時間を要するだろうと言われています。

 本当に怖いのはこの電磁パルス攻撃によるインフラ破壊

(注)「9月9日前後にICBM級のミサイル発射の可能性」という韓国発のニュースが上がっていますが、9日“開戦”という情報の先手を打って7日あたり(天候の関係もあり)に通常の角度(実戦配備想定)でミサイルを発射する可能性もありそうなので要警戒です。

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[マティス国防長官]

【ワシントン時事】
 トランプ米大統領は3日、北朝鮮による核実験強行を受け、安全保障チームによる緊急会合を開いて対応を協議した。
 マティス国防長官は会合後、記者団に「米国やグアムを含む米領、そして同盟国に対するいかなる脅威も、大規模な軍事的対応、効果的かつ圧倒的な対応に直面するだろう」と強く警告した。

 マティス氏は「われわれには数多くの軍事的選択肢がある」と述べ、会合でトランプ氏に説明したと指摘。
「米国には自国と、同盟国である日韓を攻撃から守る能力がある。われわれの関与は揺るぎない」と語り、安全保障面の責任を果たす決意を改めて明確にした。

 さらに「国連安保理が北朝鮮の脅威に対し一致して上げた声に、金正恩(朝鮮労働党委員長)は耳を傾けるべきだ」と主張。「われわれは北朝鮮であれ、いかなる国も完全に壊滅させるつもりはない。ただし、その(壊滅の)ための選択肢は多数ある」と述べた。

d マティス氏は、制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長(右)と共に報道陣の前に現れたが、実際に軍事衝突が起きる可能性を問う質問には答えなかった。 

 一方、トランプ氏は安保チームの会合前、記者団から軍事力行使の可能性について問われ、「そのうち分かる」と述べた。

 また、ツイッターに「北朝鮮とビジネスをする国とは、貿易をすべて中止することも検討している」と書き込んだ。

m ムニューシン財務長官も、3日のテレビで「(北朝鮮との)貿易やビジネスを望む者は誰であれ、米国と貿易やビジネスをさせないという大統領の強い考え」に基づき、制裁案を策定すると表明した。

 今後、北朝鮮が経済面で依存する中国など第三国企業を標的とした米国の独自制裁について、対象拡大などが検討されるとみられる。
時事ドットコム 2017/09/04


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