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 ◇9月9日前後にICBM再発射の可能性‐兆候あり

kim

【ソウル時事】
 米国と韓国は4日、北朝鮮のさらなる挑発をけん制するため、米軍の原子力空母や戦略爆撃機の朝鮮半島沖への派遣について協議に入った。韓国国防省が同日、国会の国防委員会で明らかにした。

 同省はこの中で、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)再発射の可能性があるとの見方も示しており、米朝間の緊張の度合いは高まっている。

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は8月、太平洋を目標に「弾道ミサイル発射訓練を多く行う」と表明。3日に強行した「水爆実験成功」で高めた核の脅威を米国に誇示するため、ICBM「火星14」を発射し、再び日本上空を通過させる可能性もある。

 こうした情勢を踏まえ、韓国国防省は4日、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため、在韓米軍への配備が進められている最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の発射台4基を近く南部・星州に追加配備すると発表した。

水爆を視察する金正恩
水爆とされる物体を視察する北朝鮮の金正恩氏

 米国が空母の展開を検討している背景には、制裁の強化とともに軍事的な威嚇を強めることで北朝鮮を抑え込む狙いがある。

 マティス国防長官は3日、日韓防衛をめぐり「われわれの関与は揺るぎない」と表明。
 トランプ大統領も「北朝鮮の言動は米国に対し非常に敵対的で危険だ」と非難した。
 トランプ政権は「(北朝鮮壊滅の)選択肢は数多くある」(マティス氏)とし、軍事行動を排除しない考えを明確にしている。

 米軍は6月、北朝鮮への圧力を念頭に原子力空母「ロナルド・レーガン」、「カール・ビンソン」を日本海に派遣し、海上自衛隊の護衛艦や航空自衛隊の戦闘機と共同訓練を行っている。

 北朝鮮は3日、ICBMに搭載する水爆の実験として、6回目の核実験を強行した。
 韓国国防省の張慶洙国防政策室長代理は国防委で、爆発規模が昨年1月と9月の核実験に比べ、「はるかに増強された」と分析した。

 宋永武国防相は、最高首脳である金委員長らを排除する「斬首作戦」の部隊を12月1日に創設する考えを表明し、来年末までに実戦能力が整う見通しを示した。
時事ドットコム(2017/09/05)


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