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 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は4日、都庁で報道陣の取材に応じ、衆院選後の安倍晋三首相との連携の可能性を問われ「私たちはあくまでもチャレンジャーだ。安倍政治ではでき得ないことを訴える」と述べた。

 一方、安倍氏以外が自民のトップになった場合は「それはやってみないと、どなたがなるのかも選挙の結果次第」と含みを残した。

 小池氏は「お友達忖度政治が良いのか、しがらみを断って新しい政治と行政の在り方を求めるのか。国民にお伺いして、その結果ということになる」と話し、加計学園問題などを念頭に安倍政権への批判を強めた。

 希望の党が「第2自民党」だとの指摘があると問われると「第2どころか第1を目指したい。新しい保守政治という観点だ」と語気を強めた。
産経ニュース2017.10.4

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※小池氏はどこを目指して何を最終目標としているのか。
 小池氏が都知事に立候補するに至った経緯、自民党内での立ち位置を思い起こしてみるとよくわかると思いますが、安倍首相との仲は世間一般が考えているような単純な関係ではありません。
 それは、都議選での自民大敗後に安倍首相がふと漏らした「小池さんは上手。敵に回してはいけない」という言葉にも表れています。
 客観的事実として、小池氏は都知事就任後都議選や国政を見据えて「希望の塾」を立ち上げ、今年2月に「希望の党」の商標出願をしていました。
 小池氏が将来を見据えて国政政党の準備をし、最終目標達成に向けて周到な中・長期計画を立てているのは明らかですが、今選挙で出馬するというような愚挙に出ることはまずないでしょう。
 


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