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[日置市・田中浩孝容疑者(49)、徳之島町・藤村誠也容疑者(67)ら5人を逮捕]

 ◇暴力団幹部ら逮捕

 およそ100キロの覚醒剤を所持したとして、鹿児島県警などの合同捜査本部は12日までに、暴力団幹部ら5人を逮捕しました。
 覚醒剤を徳之島に密輸したあと、鹿児島市に運んだとみて調べています。

 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、神戸山口組系暴力団幹部で日置市の田中浩孝容疑者(49)と、同じく幹部で徳之島町の藤村誠也容疑者(67)、それに、神戸市と大阪市の男らあわせて5人です。
 鹿児島県警と福岡県警などの合同捜査本部の調べによりますと、田中容疑者らは10日、鹿児島新港に接岸したフェリーの中で、覚醒剤およそ100キロを所持していた疑いが持たれています。
 覚醒剤の運搬については、まず漁船で枕崎市を出港したあと、今月6日、中国から来た船と東シナ海で接触して覚醒剤およそ100キロを受け取り、徳之島に移動。
 徳之島で覚醒剤を漁船からレンタカーに積み替えてフェリーに乗ったとみられ、フェリーが鹿児島新港に到着した際に摘発しました。
 5人が容疑を認めているかどうかについて、合同捜査本部は明らかにしていません。
 押収された覚醒剤およそ100キロは末端価格およそ70億円相当で、合同捜査本部は、神戸山口組が鹿児島を中継地に組織的に覚醒剤を密輸していたとみて流通ルートなどを調べるとともに、ほかの複数の男の行方も追っています。
MBC南日本放送 2016年2月12日



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 ◇中国から来た船と東シナ海で接触、徳之島経由で鹿児島に

 鹿児島県沖から持ち込まれた大量の覚醒剤を営利目的で所持したとして、福岡県警などは、暴力団の組幹部ら男4人を逮捕した。見つかった覚醒剤は約100キロで、末端価格で70億円相当に上る。鹿児島県奄美市から中継。

 覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・山口組から分裂した神戸山口組の中核団体・山健組系の組幹部・田中浩孝容疑者(49)ら男4人。

 警察の調べによると、4人は10日、鹿児島市の港に着岸したフェリーの中に止めていた軽乗用車の中に、覚醒剤約100キロ、末端価格で70億円相当を営利目的で所持していた疑いが持たれている。
 覚醒剤は土のう袋10袋に入れられていた。

 4人は、鹿児島県の沖合で、外国から来た船から覚醒剤を受け取り、今月上旬、徳之島にいったん陸揚げ。その後、軽乗用車に移し替え、フェリーで鹿児島市に持ち込もうとしていたとみられている。

 福岡県警などは、4人は容疑を認めているかどうか明らかにしていないが、暴力団による組織的な密輸事件とみて、調べを進めている。
news24 2016年2月12日