※教育界に巣くう反日左翼勢力
 聖徳太子を「厩戸皇子(うまやどのみこ)」、「踏絵」を「絵踏」に書き換えたり、明治維新のキーマンである坂本龍馬を歴史用語から外したり、日本の歴史・文化を破壊し、史実を捻じ曲げて反日社会主義思想を刷り込もうとしている勢力が教育界に存在しているようです。

 日本共産党系の歴史教育者協議会のメンバーが執筆した学び舎の歴史教科書に慰安婦問題が記されていることで物議を醸したのも記憶に新しいところですが、記憶遺産登録時に杜撰な証拠申請が問題になった南京大虐殺、慰安婦問題をあえて用語精選案に取り入れる、この「高大連携歴史教育研究会」とはいったい何者なのでしょうか。
(注)そもそも「“従軍”慰安婦」などは存在しません。

「暗記力より思考力育成につなげるのが狙い」とは、自分たちの思い通りの思想教育、洗脳をしますよということかと勘ぐらざるを得ません。
 いずれにしても、このような史実と異なる教科書案がなし崩し的に最終案として採用されてしまうことは絶対に阻止しなければなりません。

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産経ニュース (2017.12.3)
 今年度内に告示される高校の次期学習指導要領に合わせ、高校や大学の教員らの研究会が教科書会社などに提言する歴史用語精選の1次案に、中学教科書では消えた「従軍慰安婦」が採用されたことが2日、分かった。

 精選は、教科書改訂のたびに増え続けた用語を減らし、暗記力より思考力育成につなげるのが狙い。
 ただ「坂本龍馬」など国民的人気のある人名が外れたほか、論争のある用語が多く含まれ、精選基準をめぐって議論を呼びそうだ。

 精選案をまとめたのは、高校や大学の教員ら約400人で構成する高大連携歴史教育研究会。
「教科書本文に載せ、入試でも知識として問う基礎用語」として、日本史1664語と世界史1643語を選択。現在の各3500語程度からほぼ半減となり、人名では龍馬のほか「吉田松陰」「高杉晋作」なども外れた。

 一方、近現代は用語が多く、日本史では789語と約半数を占めた。
軍による「強制連行」の誤解を与えかねない「従軍慰安婦」や、存否などで論争のある「南京大虐殺」も入った。

 研究会によると、教科書に記載のない事実が大学入試で問われると、次の教科書改訂で収録される悪循環により、半世紀で用語が3倍近くに増大。
 高校の授業が用語の説明に追われており、生徒が議論する活動を重視した次期指導要領も踏まえ、学ぶ楽しさを実感できる授業へ転換を図った。

 会長の油井大三郎東大名誉教授は「時代の大きな流れなどに注目した概念用語を明確にし、その説明に必要な事実用語を残した。外れた用語を教科書に載せることは否定しない」とする。

 研究会は年度内の最終案とりまとめに向け、ウェブサイトでアンケートを実施中で、油井氏は「調査に予断を与えかねない」として、個別の精選基準に関するコメントを控えた。
 最終案は教科書会社や入試関係者に提言する。

 用語の採用は教科書会社の判断だが、油井氏が中央教育審議会元委員で教科書執筆経験もある上、歴史用語を多面的な考察につながる概念に整理するよう促した中教審の平成28年の答申に沿っており、一定の影響を与えるとみられている。

 教科書事情に詳しい八木秀次麗澤大教授は「用語の増加は中学でも問題になっている。何を教え何を教えないかの基準に幅広い合意を得られれば、教科書執筆者に影響を与えるだろう。特定の思想が反映されないよう、より多くの異なる立場の人々の判断を仰ぐことが重要だ」と話している。

 ■高校の歴史科目 平成34年度に施行される予定の次期学習指導要領で、近代以降の日本史と世界史を融合した新しい必修科目「歴史総合」と選択科目の「日本史探究」「世界史探究」に再編される。
 28年12月の中教審の答申では、「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)の導入に向け、教科書で扱われる用語について、必要な概念などを明確化して整理することが明記された。
産経ニュース (2017.12.3)

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(参考)
反日左翼学者74名 (五十音順) ★印に注目
下記の74名が安倍首相に出した驚愕の共同声明文

大沼保昭 (明治大特任教授 国際法)
三谷太一郎(東京大名誉教授 日本政治外交史)
吾郷真一 (立命館大特別招聘教授 国際法)
浅田正彦 (京都大教授 国際法)
浅野豊美 (早稲田大教授 日本政治外交史)
阿部浩己 (神奈川大教授 国際法)
天児慧  (早稲田大教授 現代中国論)
粟屋憲太郎(立教大名誉教授 日本近現代史)
石井寛治 (東京大名誉教授 日本経済史)
石田淳  (東京大教授 国際政治)
石田憲  (千葉大教授 国際政治史)
位田隆一 (同志社大特別客員教授 国際法)
入江昭  (ハーバード大名誉教授 アメリカ外交史)
内海愛子 (恵泉女学園大名誉教授 日本・アジア関係論)
遠藤誠治 (成蹊大教授 国際政治)
緒方貞子 (元国連難民高等弁務官 国際関係史)
小此木政夫(慶応大名誉教授 韓国・朝鮮政治)
小畑郁  (名古屋大教授 国際法)
加藤陽子 (東京大教授 日本近代史)
吉川元  (広島平和研究所教授 国際政治)
木畑洋一 (成城大教授 国際関係史)
木宮正史 (東京大教授 国際政治)
倉沢愛子 (慶応大名誉教授 東南アジア史)
黒沢文貴 (東京女子大教授 日本近代史)
黒沢満  (大阪女学院大教授 国際法)
香西茂  (京都大名誉教授 国際法)
小菅信子 (山梨学院大教授 近現代史)
後藤乾一 (早稲田大名誉教授 東南アジア近現代史)
斎藤民徒 (金城学院大教授 国際法)
佐藤哲夫 (一橋大教授 国際法)
篠原初枝 (早稲田大教授 国際関係史)
申惠丰  (青山学院大教授 国際法)
杉原高嶺 (京都大名誉教授 国際法)
杉山伸也 (慶応大名誉教授 日本経済史)
添谷芳秀 (慶応大教授 国際政治)
高原明生 (東京大教授 国際政治)
田中孝彦 (早稲田大教授 国際関係史)
田中宏  (一橋大名誉教授 日本社会論)
外村大  (東京大教授 日本近現代史)
豊田哲也 (国際教養大准教授 国際法)
中北浩爾 (一橋大教授 日本政治外交史)
中島岳志 (北海道大准教授 政治学)
中谷和弘 (東京大教授 国際法)
中見立夫 (東京外語大教授 東アジア国際関係史)
中見真理 (清泉女子大教授 国際関係思想史)
納家政嗣 (上智大特任教授 国際政治)
西海真樹 (中央大教授 国際法)
西崎文子 (東京大教授 アメリカ政治外交史)
野村浩一 (立教大名誉教授 中国近現代史)
波多野澄雄(筑波大名誉教授 日本政治外交史)
初瀬龍平 (京都女子大客員教授 国際政治)
原朗   (東京大名誉教授 日本経済史)
原彬久  (東京国際大名誉教授 国際政治)
半藤一利 (現代史家)
平野健一郎(早稲田大名誉教授 東アジア国際関係史)
広瀬和子 (上智大名誉教授 国際法)
藤原帰一 (東京大教授 国際政治)
保坂正康 (現代史家)
松井芳郎 (名古屋大名誉教授 国際法)
松浦正孝 (立教大教授 日本政治外交史)
松尾文夫 (現代史家)
松本三之介(東京大名誉教授 日本政治思想史)
真山全  (大阪大教授 国際法)
三谷博  (東京大名誉教授 日本近代史)
宮野洋一 (中央大教授 国際法)
毛里和子 (早稲田大名誉教授 中国政治)
最上敏樹 (早稲田大教授 国際法)
森山茂徳 (首都大学東京名誉教授 近代日韓関係史)
山影進  (青山学院大教授 国際関係論)
山形英郎 (名古屋大教授 国際法)
山室信一 (京都大教授 近代法政思想史)
油井大三郎(東京女子大特任教授 日米関係史) ←★
吉田裕  (一橋大教授 日本近現代史)
和田春樹 (東京大名誉教授 歴史学)

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