鹿嶋学容疑者(35)
鹿嶋学容疑者(35)

 ◇広島に居住歴なし=山口から出向き侵入か 祖母ら「知らない男」

 広島県廿日市市の民家(廿日市市上平良135-1)で2004年、高校2年生だった住人の北口聡美さん=当時(17)=が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された会社員鹿嶋学容疑者(35)=山口県宇部市=は、広島県内に居住歴がないことが14日、県警への取材で分かった。

 事件当時も山口県内に住んでいたとみられ、廿日市市まで出向いて北口さん宅に侵入し、事件を起こした可能性がある。

鹿嶋学容疑者(35)

 鹿嶋容疑者は独身で、宇部市の実家に両親と同居。
 近隣住民らによると、以前から山口県内に住んでいたという。広島県警によると、広島県内に住民票が移されたことはなく、廿日市市での土地勘について確認を進めている。
時事ドットコム 4/14(土)


 ◇事件当時、事件現場周辺で空き巣が頻発

 事件当時、捜査1課に在籍していた広島県警の住田克俊刑事部長は、記者会見で「やっと逮捕できたという気持ちの半面、捜査が長期に及び、申し訳ない気持ちだ」と心境を述べた。

 北口さんと接点のあった人物に関する捜査で鹿嶋容疑者は浮上していなかった。現場周辺では当時、空き巣が頻発しており、県警は殺害事件との関連を慎重に捜査している。
時事ドットコム

 ◇DNA型が決め手に「急転直下」の逮捕劇

 平成16年から捜査が難航していた広島県廿日市市の高校2年、北口聡美さん=当時(17)=刺殺事件。殺人容疑で逮捕された鹿嶋学容疑者(35)は、現場に残されたDNA型が一致したことから一気に浮上した。未解決事件がDNA型鑑定をきっかけに進展するケースが相次ぎ、今回も決め手になった。

鹿嶋学容疑者(35)

 ◇「指紋やDNA型が合致したのは4月11日」(捜査関係者)

 事件発生以降、県警は目撃情報に基づく似顔絵や、現場付近を走行したバイクの特徴を公表したが、手詰まり状態が続いていた。
 捜査関係者は「数日の間に指紋やDNA型が一致し、逮捕に踏み切った。急転直下の出来事だった」と語った。

 ◇鹿嶋容疑者の知人ら「まじめ」「信じられない」

 鹿嶋容疑者は十数年前から宇部市内の土木関係の会社に勤務。
 勤務先の社長によると「無断欠勤はなく、仕事態度はまじめ」で、口数も少なくおとなしかったという。
 鹿嶋容疑者は今月上旬、同僚の尻を蹴る暴行を加えたとして警察に通報された。
 それまで仕事関係でもめ事を起こしたことはなく、「すいません」と申し訳なさそうにわびていたという。
 近所の主婦によると、同容疑者は両親と同居。
「近隣とのトラブルなどもなく、まじめそうだった。こんなことをするなんて…」と驚きを隠せない様子で話した。
時事ドットコム 2018/04/13

鹿嶋学容疑者の実家
鹿嶋容疑者が両親と共に住んでいる山口県宇部市のアパート

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