※討論会が中止になった6月3日の動画を見た感じでは、2年前の妨害行動同様、反対派の中に国会議員もいるということで警察の規制が緩くなった可能性がありますね。

 筆者の知る範囲では、瀬戸弘幸氏自身がヘイトスピーチを行ったという事実はないと思っていますが、客観的に見て、瀬戸弘幸氏が日本第一党の顧問でいる限り、今後の活動に於いても常に日本第一党(在特会分派)の別働隊的な存在としてカテゴライズされるということは覚悟しなければならないかもしれません。

 僭越ながら、瀬戸氏が残りの人生をかけて戦うと宣言した関西生コン支部の糾弾においても言えることですが、大義があることは認めはするけれど、日本第一党(代表:桜井誠氏)の顧問であるという影はついて回り、先入観からくる行動評価に不利が生じて訴訟ごとに発展したり、交渉、折衝の段階で相手側にアドバンテージを与えてしまっているという行き詰まり的な局面に置かれていると思います。

※瀬戸弘幸氏ら「ヘイトスピーチを考える会」は、神奈川新聞社、有田芳生議員らを民事・刑事の両方で「威力業務妨害」で提訴する準備に入ったようです。

 筆者も瀬戸氏同様、今回の妨害行動のような「表現の自由に対する事前規制」の風潮の高まりや、それを一般市民が抵抗なく受け入れるようになってしまう事態だけはなんとしても避けなければならないと切に感じています。
 
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 ヘイトスピーチ対策法施行から2年となる3日、川崎市川崎区の川崎市教育文化会館で3日に開催する予定だった市民団体「ヘイトスピーチを考える会」主催の講演会が、会館前に押しかけた反対派市民団体の関係者らにふさがれ、考える会は集会を延期した。

 主催者の実質的な代表が右派団体「日本第一党」最高顧問を務める瀬戸弘幸氏(66)であることから、市民団体「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」を中心に反発、講演会の中止を呼びかけていた。

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強引に入室しようとして瀬戸氏に取材を断わられる神奈川新聞の石橋学記者(右)

 集会は「反ヘイト条例は是か非か」という題で政策討論会を開く予定だったが、数日前から対レイシスト行動集団(前身は「レイシストをしばき隊」)がツイッターなどで「ヘイト集会を許すな」などとして、中止に追い込むよう宣言し、集結を呼びかけていた。

 会館の関係者によると、開場1時間前の午後1時ごろから、抗議に集まった数百人が、講演会関係者らの入館を阻み、激しいもみ合いとなった。

 神奈川県警機動隊は現場で警戒したものの、押しかけた講演会反対派が出入口周辺に座り込むなどし、講演会参加者が入館するスペースを確保することができなかった。
 考える会側は午後2時半ごろ、会館に中止、延期を申し入れた。

 川崎市では3月に市立公園や公民館など公的施設でのヘイトスピーチを事前に規制できるガイドラインが施行されたばかり。不許可や許可取り消しができると明記されており、対応が注目されていたが、市は「要件を満たしていない」として適用を見送った。

 会館によると、考える会の講演会は4階で開かれる予定だったが、講演会に反対する団体関係者とみられる個人名で今月1日、6階の大会議室と3階の2つの会議室を使用したいとの申し入れがあり、意見が対立する双方の関係者が同じ会館内に集まる異例の事態となっていた。

 抗議した在日3世の崔江以子(チェ・カンイジャ)さん(44)は「延期という結果を勝ち取った。今後は市がガイドラインを正しく運用してほしい」と話した。

西田昌司、崔江以子、有田芳生
(左から)ヘイトスピーチ法案成立の“立役者”西田昌司議員、活動家の崔江以子氏、一人置いて有田芳生議員

徳永信一 講演するはずだった徳永信一弁護士(右)は「ヘイト規制が表現の自由に対する重大な侵害だ。こういう形で議論を阻止されては何も生まれない」と訴えた。

 対レイシスト行動集団の公式ツイッターには3日、「会場となる3階の第6、第7学習室(108名)は16時の弁士(本文中は実名)の登場をお待ちするまでの間、休憩・懇談・その他の待機のため13時に開場します」などと告知。会館内にも反対派を入れ、断固、講演会を阻止する姿勢を見せていた。

 抗議に参加を表明していた有田芳生参院議員(66)は「ファシストが民衆に追いやられるシーンを思い起こさせます。(中略)暑いなか、お疲れ様でした」とツイートした。

有田芳生
2016年6月5日‐シットインする有田芳生議員

 福田紀彦・川崎市長は5月の記者会見で「公の施設で講演会開催の申請があれば許可するのが原則」と強調した一方、開催当日まで主催者側の情報収集を進め、ガイドライン適用の可否を判断するとしていた。(WEB編集チーム)
産経ニュース 2018.6.3

画像右上に有田議員、下で赤いバッグを抱えてダイ・インしているのは辛叔玉氏(2016.6.5)
有田芳生、辛叔玉

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