まさかの留学だった。両家の話し合いでご結婚への懸念を払拭しようとしていた矢先の突然の申し出。秋篠宮ご夫妻は愕然とされたという。
本誌は、留学までの舞台裏を知るキーマンを直撃。留学費用の工面から眞子さまとの将来展望まで小室さんの謎を明らかにする。
本誌は、留学までの舞台裏を知るキーマンを直撃。留学費用の工面から眞子さまとの将来展望まで小室さんの謎を明らかにする。
6月10日の日曜日、秋篠宮邸の通称「瓢箪の(ひょうたん)間」で秋篠宮ご夫妻と、小室圭さん(26)、佳代さんの母子が向かい合っていた。その場にはもちろん眞子さま(26)の姿もあった。
瓢箪の間は、公務などに使われる庭に面した広い応接間。その一角には全長2メートルほどの巨大な瓢箪が立て掛けてあり、客を見下ろすかのようだという。
数カ月ぶりに両家が顔を揃えた会談の場。だが、小室さんと佳代さんの口から飛び出した留学の話は、以前から内々の報告があったとはいえ、秋篠宮ご夫妻を驚かせるに十分だったという――。
[以下、有料記事につき要約]
秋篠宮ご夫妻は、両家の話し合いの前に「(小室母子が)自分勝手に留学を決めた」と呆気に取られていた。
ロースクールのキャンパスは、ニューヨーク・マンハッタンのリンカーンセンター内にあり、名門のコロンビア大学やニューヨーク大学に比べるとランキングは落ちるが、「土地柄もあって金融法や知的財産の分野が強く、日本人留学生が極端に少ないため、渦中の小室さんにとって、注目を避けるためには最適かもしれません」(留学に関わった関係者)
ご結婚延期の原因とされる、佳代さんと元婚約者X氏との間の借金トラブルが発覚したのは、昨年12月のこと。以来、秋篠宮ご夫妻は、たびたび小室母子を宮邸に呼んでは説明を求めていた。
**[以下、有料記事につき要約]
◆宮内庁関係者談:
「借金報道以来、次々と発覚した小室家の実情に、秋篠宮ご夫妻は不安と戸惑いを感じていらしゃる」
「『X氏への借金(400万円超)はどうするつもりか』『将来どのように生計を立てていくのか』などと問い質しても、納得できる説明が返って来ず、秋篠宮ご夫妻の不信感は解消されなかった」
秋篠宮ご夫妻は、両家の話し合いの前に「(小室母子が)自分勝手に留学を決めた」と呆気に取られていた。
→春ごろから留学の話は出ていたが、先に報道された内容が秋篠宮ご夫妻にとっては“寝耳に水”で、「小室さんは一体、何を考えているのか」と愕然としていた。
「6月10日は、留学について改めて小室母子に説明を求める“事情聴取”の場でもあったが、小室さんの意志に変わりはなかった」(宮内庁関係者)
小室さんは弁護士資格を取得するために、今年8月から3年の予定で米国に留学し、現地のロースクールに通う予定(宮内庁担当記者)
「今年2月に『結婚を再来年に延期する』と発表したばかりなのに、3年も留学するとなれば、結婚のスケジュールに影響を及ぼさざるを得ない」
突然持ち上がった留学話だが、今年5月の時点で、今回の事態を予言するような話も出ていた。
「皇室には、小室さんを海外に行かせて、眞子さまとの結婚を自然消滅させようという考えもあるようです」(千代田関係者)
「小室さんは、将来的には外国企業と日本企業の商取引を扱う仕事をしたいと考えている。皇室はそこに目を付け、小室さんを、米国のような、日本と取引の多い国の企業に就職させるべく手配したらどうかと」
「あくまでも小室さんの『勉強を続けたい』という意志を尊重して海外に行かせたとなれば、誰も『破談になった』『別れさせられた』とは考えない。小室さんと会う機会が減れば、眞子さまも成年皇族としてまた公務に意義を見出されるのではないか」
◆留学先のフォーダム大学は少数精鋭
ロースクールの一次試験にあたる「LSAT」が行われたのは2月11日。法律事務所でパラリーガル(事務員)として働き、一橋大学の大学院に通いながら準備を進めていた。
ロースクールの一次試験にあたる「LSAT」が行われたのは2月11日。法律事務所でパラリーガル(事務員)として働き、一橋大学の大学院に通いながら準備を進めていた。
ロースクールのキャンパスは、ニューヨーク・マンハッタンのリンカーンセンター内にあり、名門のコロンビア大学やニューヨーク大学に比べるとランキングは落ちるが、「土地柄もあって金融法や知的財産の分野が強く、日本人留学生が極端に少ないため、渦中の小室さんにとって、注目を避けるためには最適かもしれません」(留学に関わった関係者)
※OBにはこんな人も
現職大統領のドナルド・トランプは、18歳から2年間通っていた。アカデミー賞俳優のデンゼル・ワシントンも同大の出身でジャーナリズムを専攻。映画『レ・ミゼラブル』に出演した女優のアマンダ・サイフリッドや魔術師のデイヴィッド・カッパーフィールドもOBだ。
◆小室さんにとって最大の難題は「留学費用」
佳代さんの元婚約者X氏から借りた計400万円以上の学費なども、いまだに返済しておらず、今後も返済の意志はない模様。
「フォーダム大学はイエズス会系の私立大学で、学費は年間約5万9000ドル。日本円に換算すると650万円となり、3年間で1900万円以上かかることになります」(フォーダム大学OB)
さらに同大のホームページによれば、寮での生活費や教科書代などの諸経費を含めると、3年間で2900万円超に膨れ上がる。世界一物価の高いニューヨークで、果たして小室さんは生活していけるのだろうか。
現職大統領のドナルド・トランプは、18歳から2年間通っていた。アカデミー賞俳優のデンゼル・ワシントンも同大の出身でジャーナリズムを専攻。映画『レ・ミゼラブル』に出演した女優のアマンダ・サイフリッドや魔術師のデイヴィッド・カッパーフィールドもOBだ。
◆小室さんにとって最大の難題は「留学費用」
佳代さんの元婚約者X氏から借りた計400万円以上の学費なども、いまだに返済しておらず、今後も返済の意志はない模様。
「フォーダム大学はイエズス会系の私立大学で、学費は年間約5万9000ドル。日本円に換算すると650万円となり、3年間で1900万円以上かかることになります」(フォーダム大学OB)
さらに同大のホームページによれば、寮での生活費や教科書代などの諸経費を含めると、3年間で2900万円超に膨れ上がる。世界一物価の高いニューヨークで、果たして小室さんは生活していけるのだろうか。
◆秋篠宮家の試練は続く
ご結婚への影響も懸念される中、小室さんの留学を支援する奥野弁護士談:
「学費については、大学からの奨学金で免除されたそうですから、私たちは生活費だけ支援しようと思っています。本人は『パラリーガルではなく、国際弁護士、渉外弁護士になりたい。資格を取ったら、また事務所に戻って仕事をしたい』とも言っていた」
◆小室さんの留学は3年間
ニューヨーク州の弁護士が説明する。
「ロースクールには『JD(Juris Doctor)』という3年コースと『LLM(Master of Laws)』という1年のコースがあります。
法学士などの資格を持っていない小室さんの場合は、JDになります。ゼロから3年かけて法律を学ぶ。日本人留学生でJDに挑戦するのはとても稀です。
NY州の司法試験は、例年外国人の合格率が3割程度で、予備校に通いながら受験するのですが、あまりの難しさに早々に諦めてしまう人もいるくらいです。
また、小室さんが日本に戻って国際間の契約に関われる外国法事務弁護士になるためには、少なくとも海外で2年以上の実務経験が必要になります」
また、小室さんが日本に戻って国際間の契約に関われる外国法事務弁護士になるためには、少なくとも海外で2年以上の実務経験が必要になります」
◆皇室ジャーナリストの山下晋司氏談:
「再来年にご結婚するのであれば、仕切り直して納采の儀や告期の儀、そして結婚式の準備をしなければなりません。小室さんが海外で勉強しながら、眞子内親王殿下と話を進めるのは、大変なご負担だろうと思います」
(週刊文春 2018年7月12日号)
※禁無断転載 (C)文藝春秋
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