※3年前もに前年の広島の土砂災害を受けて防災のために移転要請があったにもかかわらず、未だに不法占拠状態は解消されていないようです。
 そもそもダムの内側(国有地)は危険で家を建てることも出来ないはずですが、なぜ60年も集落を放置、黙認してきたのか。

 行政の怠慢というよりも、民族差別などを盾に移転を拒み、“居住権”を主張している在日韓国人・朝鮮人のたちの強い反発もあって強制撤去が出来ないなどの理由もあるようです。
 2015年時の調査では約30世帯に約50人が居住していたようですが、3年経った今も「32戸の住宅に54人が居住」と、減るどころか微増の状態です。

※京都の不法占拠の実態について、とても良いコメントをいただきました。
コメント欄もぜひお読みください。(★管理)

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砂防ダム

 大雨などで発生した土石流を堰き止める砂防ダム。危険な場所なので住むことは許されていませんが、京都市北区ではその砂防ダムの一角を長年にわたって不法占拠して、住み続ける人たちがいます。浸水するたびに救助が必要となる上、周辺にも危険がおよぶ可能性が指摘されています。

 ◇ダムを不法占拠する集落

 7月の西日本豪雨で完全に水に浸かってしまった京都市北区の小さな集落。ほとんどの住宅の1階部分が浸水してしまいました。この地域、実は…

「この辺りは砂防ダムで、増水すると土砂や流木などをため込む仕組みになっています。ところが辺りを見渡すと、家屋が点在しています」(記者リポート)

 この集落、すぐそばを流れる紙屋川に造られた砂防ダムの中にあるのです。砂防ダムは普通のダムとは違って大雨で川の水が増水した際、ダムで土砂や流木だけを堰き止め、水だけが下流へ流れる構造になっています。

 ダムの中の集落は大雨が降るたびに何度も大きな被害を受けてきました。浸水被害はこの6年(2012年~2018年)で5回にのぼっています。では一体なぜ、危険な砂防ダムの中に人が住んでいるのでしょうか。

「ここ(砂防ダム)の中の家は全部不法建築なの」(近所の住民)
「(家を)建てたらイカンとこやねん。1軒2軒なら退かしよるけど、仰山ありますやろ」

 ダムの中は国有地となっているため、家を建てることはできません。にもかかわらず、今も32戸の住宅があり、54人が不法占拠の状態で暮らしているというのです。

 ◇“違法”と言われるようになったのは最近

 取材班が集落の中へと向かいました。確かに住宅は点在していますが、住民は見当たりません。
「住んでいる人が使うためでしょうか、手製とみられる橋もかかっています」(記者リポート)

 大雨の被害を想定してか、かさ上げされた住宅が目につきます。集落のあちこちには、住民に対して家などを建てないよう忠告する府の張り紙が貼られています。住宅のインターホンを鳴らしてみますが…

「応答ないですね」(記者)
 すでに空き家となっている家もあるようです。集落の中を歩いていると、81歳の男性に話を聞くことができました。

Q.いつから住んでいる?
「もうここは…古いで。60年…ぐらいになるわな」(男性)
男性は約60年にわたって、この場所に住んでいるといいます。

Q.(違法ではないかと)何か言われているか?
「いや何も言われてへんけど」(男性)

Q.近所で違法ではないかといの話はある?
「近所とあまり会話ないさかい」

Q.指導や文書は?
「そういう話はちょっとわかりにくいさかいな…」

なぜ、危険な砂防ダムの中に住んでいるのか聴いてみると。

「話が長くなるさかいな…もうええ加減にしといてくれや。(暑くて)ドテーンと倒れるわ」(男性)

 府によりますと、砂防ダムは今から65年前に造られたものですが、その直後から貧困や差別によって住む場所が見つからない人々がここに住み着くようになったといいます。58年前から暮らしているという女性にも話を聞きました。

「初めは(ここが)ダムと知らんと来た。若いから何もわからへんやん。寝る家あったらええわと思って」(女性)

 当時は田畑に囲まれ、ダムだとは知らずに住み始めたという女性。現在は電気やガス、水道といったライフラインも整備されていますが、当時は全く何もなかったといいます。

「ここ来たときは泣きましたで、子ども抱いて、ここで。電気も何もない、いままで(電気などが)あるとこ住んでいたのに。泣いて暮らしてきたで、川の水飲まなあかんやろ」(女性)
 女性は数年前までは、行政から退去を求められることはなかったと話します。

Q.昔は違法と言われなかった?
「そういうのはなかったです。言われてたらみんな住まへんかった、アカンねやったら。最近!(6年前に)水浸かってから」(女性)

Q.(違法と)言われるように?
「なった!水浸かってから。嵐山が(6年前)水に浸かりましたやろ?あれから。あれからみんな大きな問題(と言うようになった)」

Q.いまさら言われてもという気持ち?
「私ら…20ナンボでここ来て、いまさら『アパート行け』って行けるかいな!ここで私ら死なないと仕方ない。ナンボもないやん人生」

 ◇京都府「短期間で解決するのは難しい」

 長年住み続けているだけに一筋縄で即立ち退きとはいかないようですが、また大雨が降れば命にかかわる危険な状態になりかねません。これにはダムのすぐそばで暮らす住民も不安な思いを抱いています。

「その(ダム内にある)家が潰れて流れてきて、橋とかに引っかかったらそれで(川が)溢れてしまうから。何もないはずのところにそういうのがあるのはちょっと困る」(ダムの近くの住人)

では、砂防ダムを管理している京都府はどう考えているのでしょうか。

「不法占有という形態になってますので、ほかの河川と同様に違法な建築物がないのが理想。歴史的な経過と生活基盤の確保という課題もあるので、短期間で解決するのは難しい。(Q.60年は長いですね)そうですね…」(京都府建設交通部砂防課 野々口哲二課長)

 府は豪雨に備えて下流に影響しそうな空き家や木を撤去して対策を講じていますが、根本的な解決にはまだ時間がかかりそうです。
MBSニュース 7/31(火)

京都天神川(紙屋川)開キ地区の不法占拠について(京都府)

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砂防ダム