秋篠宮

 ◇皇族であるがゆえに多くの国民が祝福する結婚であってほしいというお気持ちを吐露

 秋篠宮殿下が11月30日に53歳の誕生日を迎えら、例年どおり秋篠宮邸で、秋篠宮同妃両殿下の記者会見が行われた。今回のご発言で各メディアが注目するのは次の二点だろう。ともに秋篠宮殿下のご発言である。

 ひとつめは眞子内親王殿下のご結婚について「報道されていることについて、小室家としてきちんと説明し、多くの人が結婚に納得し、喜んでくれる状況を作ってほしい。そういう状況にならなければ、婚約にあたる納采の儀を行うことはできない」といった主旨のことを仰った。

小室圭 眞子様

 ふたつめは大嘗祭について「大嘗祭は皇室の行事として行われるもので、宗教色が強いものになる。それを国費でまかなうことはおかしい」といった主旨のことを仰った。

 ふたつめは大嘗祭について「大嘗祭は皇室の行事として行われるもので、宗教色が強いものになる。それを国費でまかなうことはおかしい」といった主旨のことを仰った。
 ふたつとも今年8月に既に報道されていたことである。

大嘗祭

 眞子内親王殿下のご結婚に関しては、8月8日の朝日新聞の朝刊1面に「『納采の儀、現状では行えない』 秋篠宮ご夫妻、小室さんに」という見出しで報じられた内容と同じだった。
 大嘗祭に関しては、8月25日の毎日新聞の朝刊28面に
「大嘗祭『公費避けるべきでは』 秋篠宮さまが懸念」という見出しで報じられた内容と同じだった。

 ともにスクープといえる記事だったが、今回の記者会見でこのふたつの記事を秋篠宮殿下ご自身が追認されたということになる。

 眞子内親王殿下のご結婚に関して、筆者は当たり障りのないご回答をされるのではないかと思っていたが、予想に反して、正直なお気持ちを述べられた。

 女性皇族の結婚は男性皇族と違い、皇室会議の議を経る必要もなく、いわばプライベートの扱いになっている。法的には、ご本人が結婚したいと思えば自由にできるということである。

 一方、皇室経済法の規定により、皇籍離脱に伴って、国から結婚後の品位を保つための一時金(推定1億5000万円)が支給されることになっている。ただ単にお金をお渡しするということではなく、品位保持という紐付きのお金になる。我々と同じ一般国民におなりになるのに、元皇族は国から品位を求められるということである。

絢子様
高松宮三女、絢子様と守屋慧さん

 この考えは皇室に対する国民感情を考慮したものだろう。ただ、国民感情は時代と共に徐々に変わっていくものであり、数字で表せるものでもないので判断が難しい。

 今回の秋篠宮殿下のご発言は、娘を思う父親の気持ちが入っているのは当然だが、国民感情をかなり意識しておられるものと思われる。

 娘には自分で選んだ人と結婚させてやりたい、しかし、皇族であるがゆえに多くの国民が祝福する結婚であってほしいというお気持ちだろう。

小室家 借金400万

 両殿下が同じお考えでいらっしゃるということはないと思うが、お二人とも精神的ににかなり追い詰められておられるのは間違いない。

 両親として、そして皇族としてのお二人の苦悩はお気の毒としかいいようがないが、当事者である小室圭さんは将来の義理の両親となる予定のお二人のこの苦悩をどう捉えているのだろうか。なにか行動を起こすのか、それとも今までどおり何もせず、米国でただ勉強を続けるのか。

 来年は陛下の御在位30年、両陛下のご結婚60年、そして新天皇即位という慶事が続く中で、この話題が常に水をさすのだろう。何とかならないものだろうか。
山下晋司 (皇室ジャーナリスト)11/30(金) 

秋篠宮家

 ◇秋篠宮さまお誕生日会見(全文)

 眞子さまと小室圭さんのご結婚「それ相応の対応を」 、宮内庁長官が大嘗祭について「聞く耳を持たなかった」秋篠宮さまお誕生日会見(全文)

 秋篠宮さまは30日、53歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち秋篠宮妃紀子さまとともに記者会見に臨まれた。会見で秋篠宮さまは長女・眞子さまと小室さんの結婚については、多くの人に納得してもらう、喜んでもらう状況をつくるため、「相応の対応をすべき」との認識を示された。

 また、来年5月に予定されている代替わりに伴って執り行われる大嘗祭については国費で賄うべきでないとの認識を示され、宮内庁長官にもそのことをかなり言ったが、聞く耳を持たなかったのは非常に残念、という趣旨のご発言をされた。

     *

■質疑応答
――殿下にお伺いします。
殿下は来年5月の代替わりに伴い、皇位継承順位第1位の皇嗣となられます。新たなお立場への抱負をお聞かせ下さい。公務の在り方や分担について新天皇となられる皇太子さまとどのような話し合いをされ、殿下がどのようにお考えになられているのか、あわせてお聞かせください。


秋篠宮殿下
 最初の抱負ということについてですけれども、私は今まであまり抱負ということは、語ることは、口に出して言うことはありません。
 ただ、何かの節目というよりも、折々にその抱負のようなものを考えるということはあります。
これは抱負になるかどうかは分かりませんけれども、これからも様々な公的な仕事をする機会があります。

 時として、例えば毎年のように行われているものなどについては、どうしても前年度とか、その前の機会と同じようにすればいいという風に思いがちです。
 これは私自身もそうなんですけれども、やはり、それら一つ一つをその都度その都度考えながら、自分の仕事を、もしくは務めを進めていくようにしたいと思っています。

 あと、公務そのものについては、例えば天皇が外国訪問中とかには臨時代行ということをするわけですね。
 私は今までそれをしたことがありません。
 今の皇太子殿下は、昭和時代に一度ですかね、その経験があるわけです。
 私はしたことがありませんけれども。
 今後はそういう機会は必ず出てまいります。

 一方、公的な活動について、来年5月以降、今まで皇太子殿下が行ってきたものというのが、今度は天皇になられると、それを併せてするということはできなくなります。
 これは昨年のこの場でもお話をしましたけれども、私も自分で行っていることがあります。
 総裁とか名誉総裁をしているものもあります。
 それらをそっくり誰かに今度は譲る、引き渡すということ、これも受ける先はありません。
 そのようなことから、今、宮内庁として考えていることは、一旦すべて皇太子殿下のお仕事を宮内庁の方で引き取って、それを整理をして、それで次に私がどのものを行っていくかというのを検討しているところです。
 恐らくそれはそう遠くないうちに発表されるのではないかという風に思っています。

 また、在り方については、公的な活動については今お話ししたようなことについての了解は皇太子殿下と取った、ということです。
 恐らく、今後もっと色々話をしていかなければいけないんでしょうけれども、今の皇太子殿下と私のものというのは、ある程度今お話したように分かれるわけですけれども、例えば宮中で行われる行事などについては平成の時代にも行い方が変わったり、今の両陛下が変えられたものもあるわけです。
 そういうものについては、随時話し合いを、既にしているものもありますけれども、していく必要があろうかと考えています。


――殿下にお伺いします。
天皇陛下の退位まで5カ月となりました。この30年を振り返り、平成とはどのような時代であったと考え、象徴としての務めを果たしてこられた天皇陛下と支えてこられた皇后さまには、どのような思いを抱いていらっしゃるでしょうか。

殿下
 平成ももう30年、かなり長い期間になって、それを振り返って総括するというのは、なかなか私にはできません。
 例えば平成の初めの頃、私も日本にいなかった時期もありますし、そういう時にニュースでベルリンの壁の崩壊だったりとか、そういうものを見て、驚いたことはあるわけですけれども、平成ということですので、日本のことになろうかと思います。

 そうすると、いくつか思い浮かびますけれども、例えばバブルが崩壊して、経済の低迷といいますか、失われた10年とか、その後のも含めて20年とかいうふうなことを言われますけれども、ちょうどそのバブルの頃、それからその後でもって、人々の生活のパターンというのが変わったなというのは、私なりになんとなく感じております。

 また、これは大変残念なことではありますけれども、自然災害が非常に多かった。震災もありました。
 そしてまた近年は、豪雨であったり豪雪もあります。
 それから台風などでも大きな被害が出ています。
 そういう自然災害が非常に多い時代だったなという印象があります。

 あと、これは恐らく1992年のリオデジャネイロのいわゆる「地球サミット」後になるのではないかなというふうに思いますけれども、企業であるとか、それからもちろん自治体もそうですね、それから個人が、非常に環境というものに関心を持つようになり、それぞれが環境に対してどういうことができるかというのを真剣に考えるようになった時代だったのではないかと思います。

 そして、いわゆるITの発達、これはそれこそ私などは昭和時代はワードプロセッサーでですね、昭和の終わりぐらいですね、文章を作っていた。
 それがいつの間にかもうパーソナルコンピュータが普及する、そしてさらにスマートフォンだ色々出てきました。
 以前では考えられないぐらい情報が入ってくるようになり、それからまた海外と連絡する際もきわめて迅速に行えるようになる、また海外の事情なども容易に知ることができるようになる、
 ある意味で国の国境がボーダーレスの時代になったなという印象があります。私自身はまだ追いついていかないところが少しありますけれども、そういう時代だったなと思います。

 そして、もう一つ挙げるとするならば、日本人が学術や芸術、それからスポーツなどさまざまな分野でめざましい活躍をしている時代だというふうに思います。

 その次の両陛下のことについてですが、天皇陛下は即位以来、象徴とはどのようにあるべきかという、その象徴としての在り方について、常に模索し、考えてこられ、そして一昨年8月に今のお気持ちというのを表明されましたけども、その中に「全身全霊」という言葉がありました。

 まさしく、この「全身全霊」でお務めを果たしてこられたと私は思います。
 そして皇后陛下はその陛下のお務め、それから立場を重んじ、さらに宮中に伝わる伝統を守り、継承していくことに心を砕かれながら、ご結婚以来、非常に長い期間、もう60年近くなるわけですけれども、陛下を支えてこられました。
 これはなかなかできることではないと私は思い、お二方に深く敬意を表するところです。
 そして、これは少し質問の趣旨から外れると思いますけれども、息子の立場として言わせていただければですね、私は20何年、一緒に過ごしていましたけれども、常に笑いのある、そういう温かい家庭を築いてくださいました。そのことに感謝をしたいと思います。――
以上

        *

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