※昨年12月、「改正出入国管理法」の行方を息を殺して窺うかのように一か月間尖閣侵入を見合わせていた中国ですが、改正出入国管理法が成立した途端、侵略を加速させる気配を見せ、ついに堂々と「我々の領海」と発表し、事実上の軍事組織である「海警」による巡視であるかのように“既成事実”化させようとしています。

 東南アジア諸国においてもすでに大型武装化した巡邏船 (巡視船)による同様の侵略が行われており、尖閣諸島及び沖縄の実効支配を虎視眈々と狙っているのは明らかです。

 官邸は「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替え、情報収集と警戒監視に当たっているとは言いますが、世界に散らばっている中国人を“カイト戦術”でコントロールしつつ、日本の法整備、管理体制、防衛体制の脆弱性に付け込み、民間人を総動員しての合法的な工作を仕掛けてきていることに対する警戒感が希薄としかいいようがありません。

 筆者はウェイボー(微博)もやってますが、最近では「日本では病院3割負担、子供は2割、重病でも最大2万円、慢性の病気でも月1万円しか掛からないから病気で家を売ったり破産する事も無い。日本に住めばこの素晴しい制度が使える!」と日本の医療制度を盛んに宣伝しています。
 移民が急増すれば、社会保障費、とくに国保が逼迫し破綻するリスクが高まります。
 「特定技能第2号」によって親、兄弟、偽装家族を数十人単位で呼び寄せたとしたら、100人が数年で数万人になり、数十年後には数百万、数千万と幾何級数的に膨れ上がるのは目に見えています。
 偽装パスポートもトラックに満載されるほど作られているという話もあります。
 
 尖閣は目に見える問題ですが、上記のような「サイレント・インべージョン(静かなる侵略)」にも警戒しなければなりません。

尖閣問題

 中国の沿岸警備隊にあたる海警は、中国版ツイッターのウェイボーで尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入したことを発表しました。

 中国の海警は6日午前9時半、「中国海警の船団が我々の釣魚島の領海内を航行した」と発表しました。中国は尖閣諸島の領有権を主張しているため、「我々の」と強調しています。

 日本の海上保安庁は、侵入したのは4隻で約1時間半後に領海の外に出たとしていますが、中国側は詳細を明らかにしていません。

 海警は去年7月、ウェイボー上に公式アカウントを開設して尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入した際は毎回、公表しています。
 領海の侵入は去年11月11日以来で、先月は2012年9月に日本が尖閣諸島を国有化して以降、初めて1カ月間、侵入がありませんでした。
テレ朝news
livedoor news 2019年1月5日

尖閣諸島

 ◇尖閣諸島の沖合 中国海警局の船4隻が約1時間半日本の領海に侵入

 沖縄県の尖閣諸島の沖合で5日、中国海警局の船4隻が約1時間半にわたって日本の領海に侵入した。
 海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けている。NHKニュースが報じた。

 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島の魚釣島の沖合で中国海警局の船4隻が、午前10時18分ごろから相次いで日本の領海に侵入したという。
 4隻は、午後3時現在、南小島の南東約32キロの領海のすぐ外側にある接続水域を航行している。
livedoor news 2019年1月5日