川崎で発砲事件

 ◇川崎市川崎区で発砲事件、2人負傷 暴力団関係者か

 17日午後8時25分ごろ、川崎市川崎区大島2丁目の路上で「拳銃が発砲され、けが人がいる」と110番があった。川崎署によると、50代の男性が首の左側を、40代の女性が腹付近を撃たれ、負傷した。2人とも意識はあり、署は殺人未遂容疑で発砲した男の行方を追っている。

 署によると、撃たれた男性は暴力団関係者とみられ、車を降りたところを襲われたといい、詳しい状況を調べている。車には4人が乗っていた。撃った男は身長約170センチで、JR川崎駅方面に逃走したという。

 現場はJR川崎駅の南東約1・8キロの住宅などが立ち並ぶ地域。現場にはパトカーが何台も駆け付け、騒然とした雰囲気になった。近くの弁当店の女性従業員(23)は「血だらけで倒れている人を見たという客がいた。その後パトカーがひっきりなしに目の前を通って怖くなった」と、おびえた様子で話した。
sanspo.com 2019.1.18