月が替わって最初の裁判でまたしても衝撃的なシーンがあったようです。
東京地裁には佐々木亮、北周士両弁護士に提訴された6人のうち5人が出廷。

■事件番号:平成(ワ)34520 530号法廷
原告・代理人:佐々木亮、北周士(かねひと)、兒玉浩生(ひろき)、倉重公太郎(こうたろう)、嶋﨑量(ちから)、田畑淳(じゅん)、向原栄太郎(むこうはら‐)、山田祥也(しょうや)
被告:6人(青森、山形、滋賀、奈良、高知、鹿児島)←男性2名、女性3名

原告弁護士及び代理人(左上から上記紹介順)
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 裁判には被告6人中5人出廷。
 遅刻してきた1人がいきなり意見を読み上げていいかと尋ね、「あまり長くなるのは困ります」という裁判長に対し、「すぐに終わります」と答えてA4紙に書かれた意見書を読み上げ、他の被告も全員その意見を流用して「同じです」と答えて終了。

※「予め提出するはずだった答弁書(乙号証)の送付がなかったため、今読み上げてもらったものを答弁書としますのでこの場で提出してください」と裁判長に促された被告は、困惑してしばらく沈黙した後、A4紙を半分に破いて上側のみを提出。
 残された下半分に何が書いてあったのか定かではありませんが、原告や裁判官に見せたくない、不都合な何かが書かれていたのかもしれません。

参考ブログ
『余命ななこ」に天誅!余命三年時事日記の嘘をワナを暴く。』


◆意見書の内容の要約は以下の上段の通り

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※朝鮮学校への補助金支給は各自治体の判断、裁量で行われており、弁護士会および会員弁護士は関知していません。

 被告としては「意見を述べるために懲戒請求をした」ということですが、被告の主張には正当な懲戒事由がなく、原告弁護士いわく、「的外れで意味不明な内容で、結局、懲戒事由が何だったのか分からない」まま審理終了。

 女性3人のうち2人が70代、しかも東北や近畿から上京ということもあって、裁判長が労いの言葉を述べ、「被告からはそれ以上の主張はないとのことなので、結審しました。次回は出てこなくていいです。結果は郵送します」で閉廷。 
判決は4月12日 13:10~(東京地裁530号法廷)

 某匿名掲示板に以下のような投稿がありました。
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 筆者がなぜ余命三年時事日記関係の記事を書いているかというと、ブログを信じて扇動されてしまった熱心な読者の方々が一日も早く目を覚まし、これ以上訴訟沙汰に巻き込まれることなく平穏な生活に戻ることを願っているからであり、被告になっている方々にも現実に起きていることを認識してほしいと思っているからです。

 佐々木亮弁護士が記者会見の折に「(ブログ主催者が責任を回避して逃げている現実を見て)早く目を覚ましてほしい」と言っていたのも、上に貼った画像内にあるように「懲戒請求裁判の特設サイトを作って、何が起こっているのかを多くの人に知らせたい。(余命ブログが閉鎖している今がそのチャンス)」と北周士弁護士と思われるかたが話していたのも、たぶん根底に同じ気持ちがあるからだと理解しています。

 筆者はこの問題の発覚当初から「速やかに法律の専門家に相談し、和解するのが最もダメージが少ない方法である」と繰り返し述べてきました。
 一部懲戒請求者と思われるかたに「おまえは弁護士の手先か」などと揶揄されたこともありましたが、筆者は公平公正、中立の立場です。弁護士の回し者でも手先でもありません。
 筆者はあくまでも善悪を判断基準としているので、思想の左右がどうとか、知人の仲間だから味方する、あるいは敵対するというふうにはなりません。
 仮に別の案件で敵対する立場だったとしても、法の運用や裁判は厳正に行わるべきであると思っています。
 個人的な恨みをもとに思い込みによる推測や妄想、事実と違う情報を持ち込むかたもたまにいますが、自分の目、耳で確認しないうちは話半分に聞くにとどめています。
 
――懲戒請求をした方へ
 今からでも遅くありません。
 閉鎖した問題のブログの情報や裁判官に非弁行為を指摘された「選定当事者チーム(?)」に振り回されることなく、ご家族や信頼できる友人、専門家にまず相談してください。
 
        *

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