◇会談後の昼食会も中止、「次の予定はない」トランプ大統領 

米朝首脳会談 二回目は決裂

 米国のドナルド・トランプ大統領は28日午後2時15分(以下、現地時間)、ベトナム・ハノイのJWマリオットホテルで開かれた記者会見で「金正恩(キム・ジョンウン)委員長との対話は生産的だった」と述べた。
 続いて、マイク・ポンペオ国務長官はしかし、「金正恩は準備できていなかった」とし「米国が望む結果を引き出せなかった」と述べた。この日の合意が決裂した理由を説明したのだ。

 当初、トランプ大統領と金委員長はこの日午前中に会談場であるソフィテル・レジェンド・メトロポールホテルで拡大首脳会談を終えた後、午前11時55分から業務昼食会を持って午後2時5分に合意文に署名する予定だった。
 しかし、拡大首脳会談の途中でその後の日程を全面的に中止して各自宿泊先のホテルに戻った。これにより、当初午後4時に予定された記者会見は2時間ほど前倒しで開かれることになった。

 ホワイトハウスは28日、予定より早く終了した2回目の米朝首脳会談に関連して「現時点ではいかなる合意にも到達できなかった」と明らかにした。
中央日報日本語版 2/28(木)

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