元号提灯 御殿山トラストシティ

 ◇大型提灯は新元号待ち

 新元号の発表を控え、東京都品川区の「御殿山トラストシティ」で、江戸時代から「平成」までの元号を記した提灯(ちょうちん)が掲げられている。御殿山は江戸時代から桜の名所として知られ、今は満開。1日の発表後には大型の提灯に新元号を書き込むという。(嶋田達也)

 ◇4月1日の主な流れ

▼午前9時半 元号に関する有識者懇談会を官邸で開き、新元号の原案への意見を求める。ノーベル医学生理学賞を受賞した京大の山中伸弥教授、直木賞作家の林真理子さんらが出席。(約40分間)

▼同10時20分 菅官房長官が国会近くの衆院議長公邸を訪れ、衆院の大島理森、参院の伊達忠一両議長らから意見を聴取。

▼終了後 官邸で全閣僚会議を開催。協議の上、臨時閣議で新元号を決定

▼同11時半 菅官房長官が会見で新元号を発表

▼正午 安倍晋三首相が会見し、新元号の意義や国民へのメッセージを説明。

新元号発表スケジュール

 ◇人工知能(AI)は新元号を「仁愛」と予想 意味合いや画数など分析

 東京都渋谷区のAI開発企業「GAUSS」は2月からAIの新元号予想を開始。この日、AIは「仁愛」以下、「文功」「功永」「武功」「日安」「文喜」「日愛」「功賛」「功賞」「功易」の順に予想した。2月末時点の予想は「功良」だった。

 同社の新名玄さんによると、まず常用漢字の2136文字から過去の元号を省いた2文字の組み合わせを出し、「日本書紀」「古事記」「礼記」など日本や中国の古典計8種類のデータを加える。常用漢字として使われているかなどを精査し、2文字の組み合わせ約482万通りを抽出。意味合いや画数などを分析し、組み合わせのランク付けを行っていくという。

 同社が手掛けたAIは数々の実績を残している。昨年度の宅地建物取引士(宅建士)試験問題予測は法律の部門別で的中率は76%。同社と日刊スポーツが開発したAI競馬予想では、今週末の前日予想回収率は117・5%。31日のG1阪神11R大阪杯で馬連3680円を的中させている。

 新名さんによると、AI新元号予想で大事なのは、書きやすさや意味合いなどを分析する「現状分析」と不必要なものを取り除く「前処理」だという。「時間がかかるし、地道な作業。人が間違えるとすべてが崩れる。子育てみたいな感覚で丁寧にやっています」と苦労を明かした。
1日も、新元号発表直前の午前11時まで予想を続ける。【近藤由美子】