※昨年10月29日、余命三年時事日記ブログが、弁護士の神原元、宋惠燕、姜文江及び神奈川県弁護士会に対し横浜地裁に7億2000万円の損害賠償を求める訴訟を提起した件で、被告となった神原元弁護士らが反訴を提起したこを表明。詳細は4月11日の法廷および記者会見で明らかにする予定。

●当該裁判の第一回期日は、2019年1月31日10:00~横浜地裁で行われ、原告側の選定当事者3名が出廷したが、うち一人に替え玉疑惑が浮上している。

神原元
https://twitter.com/kambara7/status/1113695040679755777

■反訴状概要

(1)訴額の算定 ⇒下部の画像参照

被告720名(現在712名)は、別紙①~④の通り、①、③の弁護士に各11万円、②の弁護士に各22万円、④の神奈川弁護士会に対しそれぞれ個別に22万円を支払うこと。
 尚、支払い済みまで年5分の法定金利が加算される。

(注)同一弁護士に複数回請求している場合は、11万円または22万円×回数とする。

[訴額]
被告720名は、別紙①~④の通り
別紙①の弁護士に対し請求一回につき個別に11万円
別紙②の弁護士に対し請求一回につき個別に22万円
別紙③の弁護士に対し請求一回につき個別に11万円
別紙④神奈川弁護士会に対し712人が個別に22万円

※計算例:①の弁護士に2回請求した場合、11万円×2=22万円となる。

(2)選定当事者津崎直道被告の場合
・選定当事者・津崎直道は神原元、宋惠燕に対し、それぞれに55万円を払え。
・ブログ記述の件で、津崎直道は神原元、宋惠燕 それぞれに11万円を払え。
 →津崎直道被告は[55×2+11×2=132万円]の支払いとなる。


神原元
https://twitter.com/kambara7/status/1113959818614542336

■事件番号:平成30(ワ)4206
■訴額:7億2000万円(印紙代218万円、郵券6000円)

■余命三年時事日記側が主張する「請求の原因」
・弁護士会は懲戒請求した人の個人情報を神原、宋、姜に無条件に交付した。
・通知書、合意書を送付した個人情報の目的外使用。
・神原元はツイッターを用いて誹謗中傷し、侮辱し及び脅したこと等に対する損害賠償請求。

■原告:津崎尚道、立山徹、亀澤佐知子 他709名
■被告:神原元(第27783号含む)、宋惠燕、姜文江、神奈川県弁護士会
■被告代理人:水地敬子、森田明、杉本朗、中川素充、石黒康仁、本田正男、馬奈木幹

※注:原告720名のうち3月26日時点で8名が選定を取り下げている。

●反訴の趣旨
神原反訴状
神原元弁護士らの反訴請求の趣旨


■余命プロジェクトによる提訴済み事件(係属状況)
日弁連 759人のうち750人脱落⇒9名⇒平成31年2月4日取り下げ
東京弁護士会 759人のうち750人脱落⇒9名⇒平成31年2月4日取り下げ 
神奈川弁護士会 →反訴
神原元 →反訴
佐々木亮 759人のうち750人脱落⇒9名⇒平成31年2月4日取り下げ
北周士 759人のうち750人脱落⇒9名⇒平成31年2月4日取り下げ 
嶋﨑量
金哲敏 759人のうち750人脱落⇒9名⇒平成31年2月4日取り下げ 
金竜介 759人のうち750人脱落⇒9名⇒平成31年2月4日取り下げ
田島浩
本多貞雅
高橋済
針ヶ谷健志
児玉晃一
河野優子
矢崎暁子
裵明玉
児玉浩生
倉重公太朗
田畑淳
向原栄太朗
山田祥也
その他21弁護士会 

は被告6名に対し訴額各50万円、総額7億5900万円だったが、印紙代等約240万円は結局支払われないまま提訴取り下げ。

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