※余命氏に限らず、ビジネス保守と呼ばれる人の特徴の一つは、「安倍首相と二人三脚で~」とか「安倍首相のGOサインが出た」などと芝居かがった胡散臭い権威づけをするところでしょうね。

 その実態はというと、読者には自分の素性を明かすことなく、何かにつけて寄付を求め、自分の手は汚さずに読者を唆し、数にものを言わせて圧力をかけたり、業務妨害を企んだ挙句、自分に司直の手が及ぶとなった途端、家賃を滞納したまま行方をくらます下種な人間だったというわけです。

 最初の頃は、このような得体のしれないブログ主に白紙委任状を送ったり、年金や家計費をやりくりしてまで寄付しようとする人たちが1000人もいたことに衝撃を受けましたが、一連の裁判を見ているうちに、騙された人たちというのは騙されるべくして騙された人たちで、ある意味善良ではあるが身勝手な人でもあるという結論に達しました。

 カルト商法や詐欺師関係の犯罪資料を読むとよくわかりますが、このような騙しの手口にいとも簡単に引っかかってしまう思考回路の持ち主というのは、一度騙されて痛い目に遭っても、それに懲りずに何度でも騙される傾向があるようです。

 「一審で負けても最高裁で逆転勝利だから、すべて予定通り」などというブログ主の妄言を信じて、法廷でさまざまな醜態を演じている被告たちはまさにこの状態で、おそらく最後まで騙されていることに気づかないまま生活が破綻する結果を迎える気がします。
 
 筆者も約1年にわたって何度も目を覚ますよう呼びかけてきましたが、今後はそれもいたしません。淡々と結末を見届けるのみです。

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 ◇ブログ投稿者の情報開示認めず 懲戒請求された弁護士、控訴へ

 判決は、懲戒請求は請求者の意思に基づくもので、投稿は佐々木弁護士の権利を侵害したとは認められないなどと指摘。
 投稿内容も、補助金の支給に向けた活動をすることは弁護士の懲戒請求の対象にならないことは明らかで、一般の読者が読めば佐々木弁護士の社会的評価を低下させるものではないと判断した。
朝日新聞デジタル 4月19日

佐々木亮 開示請求

佐々木亮 開示請求

 小倉秀夫弁護士は本件に対し、「橋下判決」を持ち出される可能性を考慮して告発状に絞った旨ツイート。

でも、そこはそうなるだろうなとは思っていました。RT @ssk_ryo: この点については、私の代理人の先生によれば、このような解釈は誤りであるとききましたし、私も、これだとかなり開示の幅が狭くなり、問題ではないかと思いました。
4月19日

なので、私は、懲戒を煽っている部分ではなく、「告発状」のところで名誉毀損があるという方向に持っていきました。RT @ssk_ryo: 
4月19日

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 ◇UR都市機構が“夜逃げ”した余命氏に対し建物明渡請求

■建物明渡請求事件
事件番号:平成31年(ワ)第6379号 東京地裁民事第44部 
原告:UR都市機構
被告:余命三年時事日記の主催者、「余命」こと羽賀芳和
第2回:令和元年5月8日 13:10 判決

『余命ななこ」に天誅!余命三年時事日記の嘘をワナを暴く。』より
建物明渡請求事件

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