※量刑の相場は求刑の7~8掛けということで、本裁判の場合、求刑が11年でしたので、懲役8年はほぼ相場通りということでしょうか。この相場自体釈然としませんし、罪名も保護責任者遺棄致死ではなく、傷害致死或いは未必の故意による殺人にするべきだと思います。
 
 両親による幼児虐待死(傷害致死)の裁判員裁判で、求刑10年に対し1・5倍の懲役15年(一審、二審)、最高裁で軽減されて懲役8年という直近の判決(2019年大阪)が影響している可能性もあります。

 結愛ちゃんの絶望感や苦しみを思えば、市民感情としては量刑が軽いのではないかという気がします。いずれにしても、優里被告には女子刑務所での壮絶なイジメ制裁が待っているのは間違いありません *

船戸優里
優里被告は雄大被告と今年4月に離婚、結愛ちゃんの弟の親権は優里被告に

 東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛ちゃん=当時(5)=が両親から虐待され死亡したとされる事件の裁判員裁判で、東京地裁(守下実裁判長)は17日、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親優里被告(27)に懲役8年(求刑懲役11年)の判決を言い渡した。

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 ◇真っ暗な部屋に結愛ちゃんを残し、下の子と親子3人で食事に出かけたことも

 公判で検察側は、結愛ちゃんの命よりも元夫雄大被告(34)=同罪などで起訴=との関係維持を優先したと指摘。(優里被告は2019年4月、雄大被告と離婚)

「実家や医療機関に連絡を取るなど、子どもの命を守るという親として最低限の行動すら起こさなかった」と述べた。

 弁護側は「雄大被告から執拗な心理的DVを受け、逆らうことは困難だった」とし、懲役5年が相当だと訴えた。
共同通信 9/17(火)

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