※千葉県、福島県などの皆さまは大丈夫でしょうか。雨が収まった後でも土砂崩れや冠水、川の増水に十分ご注意ください。
 乳児や病人、高齢者、障がい者などのいるお宅は遠慮せずにSOSを発信してください。 *

記録的な大雨

 ◇低気圧と台風21号の影響で記録的な大雨

 台風15号や19号の爪痕がまだ大きく残るなか、25日は低気圧や台風21号周辺の湿った空気の影響で、関東や東北などを中心に記録的な大雨となりました。

 特に記録的な大雨となったのが千葉県です。千葉県鴨川市で1時間に85.5ミリの猛烈な雨が降り、観測史上1位の大雨となりました。

千葉 河川氾濫
大雨により氾濫した鹿島川(千葉県佐倉市)

 ◇千葉市緑区の土砂崩れ 2地区で男女3人死亡 

 記録的な大雨で土砂災害や河川氾濫が相次いだ千葉県では26日、新たに土砂崩れ現場から遺体が見つかるなどして3市2町で9人が死亡、茂原市で2人が行方不明となっている。

 同市や佐倉市などで浸水が続いており、県警や消防などは行方不明者の捜索や排水作業に当たっている。 
 福島県相馬市でも1人が死亡、1人が行方不明となっている。
 千葉県や県警などによると、死者は千葉市3人、長南町と長柄(ながら)町が各2人、市原市、茂原市で各1人。

土砂崩れで家ごと倒壊
産経新聞

 千葉市緑区誉田(ほんだ)町では土砂崩れに巻き込まれた住宅の60代と40代の女性が死亡。
 同区板倉町でも住宅1棟が土砂に襲われ、60代男性が遺体で発見された。

 長柄町立鳥では一宮川の氾濫で流された車内から見つかった男性(88)が死亡。
 長南町千手堂でも冠水した道路で立ち往生した軽トラック付近で運転手とみられる男性(81)の遺体が発見された。
 市原市郡本では土砂と民家の間に挟まれて重傷だった女性(57)が亡くなった。
 茂原市八千代では川の土手で男性の遺体が見つかり、長南町岩川では男性(91)の遺体が軽乗用車から発見された。
 長柄町鴇谷(とうや)でも男性(54)が車ごと川に流されたと父親から通報があり、遺体が見つかった。

 行方不明者2人については、茂原市内長谷で「赤いカッパを着た女性が、押していた自転車ごと川に流された」などと110番があり、同市八千代では、冠水道路で高齢男性が流されていると110番があった。

  千葉県の26日午前の発表によると、一連の大雨で茂原市を流れる一宮川など9河川が氾濫危険水位を超えたが、同日朝までに水位が下回った。一宮川のほか市原市の養老川など15河川の16カ所で越水が確認された。

 大雨による交通の乱れから、県内各地で帰宅できない人々が滞留。
 県内の小中学校、高校の児童・生徒1247人が25日に帰宅できず、学校に宿泊した。
【宮本翔平、町野幸、高橋秀郎】
毎日新聞 2019年10月26日 11時36分


福島 60代女性遺体で発見

 ◇福島でも記録的大雨 26日午前8:20頃、相馬市で女性遺体発見

 福島県では、降り始めからの総雨量が浪江町で251.5ミリとなるなど、平年1か月分の雨がわずか半日で降ったところもあった。この雨で、いわき市では夏井川など少なくとも3つの河川が氾濫。

 福島県相馬市によると、25日夜、勤務先から30代の息子の迎えのために外出した60代女性が行方不明となり、その後この女性とみられる遺体が見つかった。息子とも連絡が取れていない。

いわき市常磐湯本町では、土砂崩れが発生し巻き込まれた75歳の男性が病院に搬送されたが、意識はあるという。
NNN 日テレニュース24 10/26(土) 11:37配信


千葉 避難指示.勧告

 ◇26日午後1時現在、千葉、福島両県で死者は10人、行方不明者は3人

 東日本を襲った記録的な大雨から一夜明けた26日、冠水や土砂崩れが相次いだ千葉県などで次々と被害が明らかになった。
 読売新聞のまとめでは午後1時現在、千葉、福島両県で死者は10人、行方不明者は3人。河川の氾濫が起きた地域では、住宅や道路に押し寄せた水が引かず、住民らが朝から対応に追われた。

 気象庁によると、26日午前9時半までに観測された24時間の最大雨量は、千葉県市原市で10月の観測史上最大となる285ミリ、同県佐倉市で248ミリ、福島県いわき市で198ミリを記録した。いずれも、10月1か月分の平年雨量を超えた。

 千葉県では、茂原市と長柄町で、いずれも一宮川に流されたとみられる中年男性1人と、88歳、54歳の男性が死亡。長南町では水没した車内などから91歳と81歳の男性遺体が見つかった。

 千葉市緑区では25日に発生した土砂崩れで60歳代と40歳代の女性、60歳代男性が亡くなった。市原市でも50歳代女性が死亡した。

このほか茂原市で男女2人が行方不明となっている。

 福島県相馬市では26日朝、海水浴場で60歳代女性とみられる1人の遺体が見つかり、女性の30歳代の息子が行方不明という。

 千葉県によると、県内では市原市の養老川や茂原市の一宮川など15河川が氾濫した。茂原市では26日朝も中心部が浸水。JR総武線や東関東道が通る佐倉市でも鹿島川の氾濫で市街地が広範囲にわたって水につかり、水没したトラックや車もあった。

 同県の交通機関は、総武線の八街―成東駅間で路盤が流失し、復旧まで数日かかる見込み。成田空港では25日、電車の運休などで足止めされた利用客約3000人が一夜を過ごした。

 同県教育委員会などによると、県内の公立学校では25日に帰宅できなかった児童・生徒834人が学校などに泊まった。
読売新聞ONLINE 10/26(土) 11:29配信