アメリシウム所持
逮捕された市川貴紀容疑者(34)

 ◇アメリシウムはシャワーを浴びただけでは除染しきれない 半減期は432.2年

 高性能爆薬を製造したなどとして4月に火薬類取締法違反容疑で警視庁に書類送検された東京都内の高校2年の男子生徒が、無許可で放射性物質「アメリシウム」を所持していた疑いがあることが6日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は放射線障害防止法違反容疑に当たるとみて立件を検討している。

 アメリシウムを巡っては愛知県警が5日、許可なく所持したとして同法違反容疑などで名古屋市の会社員、市川貴紀容疑者(34)を逮捕した。

 同容疑者は爆薬製造事件などで有罪判決を受けた元大学生の男(20)と会員制交流サイト(SNS)で交流があり、男子生徒も元大学生とSNSでやりとりしていたことが判明した。

アメリシウム
大量のアメリシウムを被爆した顔面の創傷汚染状況

 捜査当局は「化学愛好家」がSNSでつながり、情報交換していた可能性があるとみて背景を調べる。男子生徒は元大学生に爆薬の作製方法を尋ねていた。

 捜査関係者によると、男子生徒はオークションサイトでウランを落札した疑いもある。ウラン売買事件で昨年、警視庁が男子生徒宅を家宅捜索してアメリシウムが発見されたという。
産経新聞 2019.11.7

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