ひとりごと 検証ブログ

※2000年の大みそかに発生した「世田谷一家殺害事件」
　先月、事件発生から19年目にして事件現場となった宮澤みきおさん宅の解体が決まり、毎年、最寄駅となる京王線・千歳烏山駅前で情報提供を呼びかけてきたみきおさんの母親節子さん（88歳）が「風化が早まるのでは…」と不安を募らせる様子が報じられました。


宮澤節子さん（さいたま市浦和区の自宅）

　事件現場が保存され、ポリスボックスも設置されて24時間体制で厳重に警備されていたこと、犯人がほぼ特定されているといわれながら逮捕に向けての動きがあまり感じられなかったことなど、この事件は不可解なことだらけの特異な事件でもあります。


犯人は韓国で400足のみ製造された「スラセンジャー（27.5㎝）」を履いていた

　事件関係者にもいろいろな事情が複雑に絡み合っている様子が如実に表れていたのが、FBI捜査官によるプロファイルを中心に構成された下部のテレビ朝日の番組でした。
　
　筆者も観ましたが、番組中不自然な沈黙や中断、編集が何か所もあり、宮澤泰子さんの姉・入江杏さんが沈痛な面持ちで席を立ってしまうなど、放送事故ともいえるような内容だった記憶があります。

　ネットでは、サファリック氏が「顔見知りによる犯行」「宗教（カルト）がらみではないか」と推理した部分が問題になったのではないかと噂されていましたが、番組放送後に遺族によって行われたBPOへの申し立てによって奇しくもそれが証明された形になりました。

　朝鮮半島をルーツとするカルトAと朝鮮半島にもルーツがあるとされるカルトBの対立（？）、AもBも各界に強い影響力を持つといわれており、メディアでもタブーな話題とされているようですし、遺族の方々としても対応に慎重にならざるを得なかったということなのでしょう。

　冒頭の画像は故宮澤みきおさんの両親が建て
たお墓です。墓石としてはユニークな形をしているとは思っていましたが、その謎が解けました。
　下の小泉純也氏（旧姓鮫島。小泉純一郎氏の父）の画像は某ブログからお借りししました。


冨士霊園（静岡県駿東郡小山町大御神888-2）


（参考画像）