世田谷一家事件
墓参りをする宮澤節子さん=30日午前

 東京都世田谷区上祖師谷の住宅で平成12年12月、会社員、宮澤みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から19年となる30日、4人が眠る埼玉県新座市の霊園で宮澤さんの母、節子さん(88)が墓参りした。

 今年3月には警視庁から現場住宅の取り壊しの打診を受けたが、節子さんは「犯人を逮捕しない限り事件の風化が早まるのではと思い、まだ取り壊しの判断がつきかねている。私が元気な間に犯人を捕まえてほしい」と事件の解決を願った。

 節子さんは事件後、現場住宅の中には一度も入れていないという。事件前には節子さんが訪れると、孫のにいなちゃん=当時(8)=と礼君=同(6)=が出迎えに飛び出してきてくれたといい、節子さんは「それがないのを実感するのが嫌で行けない」と声を震わせた。
産経新聞 2019.12.30

宮澤一家
宮澤さん一家:左からにいなちゃん、泰子さん、礼君、みきおさん

【雑感】
 20世紀の最後に起きた世田谷一家惨殺事件は、その5年前に起きた一連のオウム真理教事件とともに、波乱の21世紀を暗示する象徴的な事件として日本人にとって忘れ得ぬ記憶となることでしょう。

 膨大な遺留品や証言から捜査線上に浮かんだ某国と某巨大カルト組織の影は、そのまま新世紀の暗雲となって広がり、20年目を迎えようとする今、日本全体をどんよりと覆い尽くそうとしています。

 2020年、日本はどこへ向かうのか。
 歴史家やジャーナリストの中には「今の日本は戦前の雰囲気に似ている」という人もいます。
 戦前といえば、大東亜戦争の前年(1940年)は、支那事変の勃発により開催を返上した「幻の東京オリンピック」が開催されるはずだった年という偶然も重なります。

 日本の《戦略的放置》に対し全く改善の意欲を見せないどころか、ますます居丈高になる韓国に対する国民の嫌韓感情が高まる中、米中の競合や米朝交渉の行方次第では朝鮮半島をめぐる安全保障環境が激変する可能性もあります。
 
 故意に歪められた歴史観、カルト勢力の暗躍と国家簒奪の策謀、亡国の左翼メディアが垂れ流すフェイク情報と低俗な価値観、外国人の急増による治安の悪化など、世紀末の様相を呈する中にあっても、日本国民は安易な経済至上主義へと押し流されないよう冷静な判断と高潔な精神を失わずにいたいものです。 *


◆関連記事
【世田谷一家惨殺事件】FBI捜査官が導き出した犯人像が“名誉侵害” 事件解明のキーワードはカルトか →事件現場となった宮澤みきおさん宅及び隣接していた妻康子さんの実家宅の取り壊しが決まる

世田谷一家惨殺事件(2000年12月30日~31日 事件発生)

世田谷一家惨殺事件(チラシに見る捜査の変遷)

世田谷一家惨殺事件(消えた依頼人“二人のアオキ”)

世田谷一家惨殺事件(共犯説はなぜ消えたのか)

世田谷一家惨殺事件(事件の不可解さ)

世田谷一家惨殺事件(10年前の情報提供者は今どこに)

世田谷一家惨殺事件(遺族会が情報提供呼び掛け)

世田谷一家惨殺事件(指紋に「豚の鼻」のような線)

世田谷一家惨殺事件(マフラーの再捜索開始)

【世田谷一家惨殺事件】殺害から17年 遺族ら動画作成、無念伝える
 →犯人像:血液型がA型、当時15~35歳前後の若い男、身長170cm前後
   ↓
世田谷一家惨殺事件―世田谷一家殺害・警視庁
 (遺留品バッグから犯人毛髪=黒色、バリカンの跡、15~29歳、痩せ形、学生か)