土砂で道路封鎖
武漢市外に通じるトンネルの入り口を土砂で封鎖、出口には警官が待機

◆米政府、武漢からの退避に航空便用意と報道

 【上海共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは25日、中国での新型肺炎拡大を受け、米政府が湖北省武漢市に取り残された米国の外交官や市民を退避させるため26日にチャーター便を運航させる手続きを進めていると報じた。
共同通信 1/25(土) 

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 ◇米に続いて露、中、韓、仏も…自国民を武漢から退避させる動き

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、アメリカ政府は武漢市にいるアメリカの外交官や市民を退避させるため、きょうにもチャーター便を運航させる手続きをしているという。

 また、韓国の外務省は武漢在住の韓国人を退避させるチャーター便の準備を進めていると明らかにした。
 在中国のロシア大使館も「我々は武漢にいるロシア国民から、脱出したいという要望を受けている」として中国当局と協議を進めている。
 一方、フランス政府は武漢にいるフランス人が武漢を離れたいと希望した場合、バスを手配する検討を始めた。

 企業にも退避の動きが出ていて、フランスのプジョーなどを傘下に持つ自動車メーカー、PSAグループは武漢に住んでいる駐在員と家族をフランスに戻すことを決めた。
武漢封鎖
封鎖によってゴーストタウンと化した武漢市内

 ◇オーストラリアでも武漢肺炎の感染確認

 中国人は、7日間の春節休暇を利用して国の端から端まで移動します。流行を止めようとする措置が強化されたにもかかわらず、この流行はヨーロッパとオーストラリアに達しています。

⇒オーストラリアで感染が確認されたのは50歳代の中国籍の男性で、現在オーストラリア南東部・ビクトリア州の州都メルボルンの病院の隔離病棟に入院。(TBS

 中国での武漢肺炎の拡散は加速しています。ウイルス性肺炎の流行による死亡者数は、国内で56人に増加しています。中国の習近平国家主席からの警告の後、日曜日(1月26日)に約2,000人が感染していると当局は述べた。

 上海での最初の死亡を含む、15人の新しい死亡が記録されました。国家保健委員会によると、コロナウイルス感染の少なくとも688件の新規症例が確認されており、国内では合計1,975件が確認されています。

武漢 患者の隔離追い付かず

 ◇米国は外交官や市民を退避させるためにチャーター便の運航を手配

 12月に新型コロナウイルスが発生し、現在事実上隔離されている中国中部の武漢市に軍医が派遣され、2番目の救急病院の建設が開始されました。

 市の中心部から東に約20キロメートル離れた通行禁止区域では、高速道路を利用しようとする車両は料金所で方向転換しなければなりません。武漢市内では、医師の診察を受けるまで何時間も待たなければなりません。 

 列車と飛行機は、原則として23日から武漢を離れることはできません。欧米諸国は、今後数日のうちに国民の避難を組織するために動員しています。
 米国は、28日に武漢からサンフランシスコへの直行便の飛行許可を要請し、外交要員とアメリカ市民の避難させると26日に発表しました。

武漢で新型肺炎対応の医師死亡

 ◇湖北省5600万人交通遮断、武漢市以外でも封鎖措置

 武漢以外にも、湖北省は事実上全世界から遮断されており、隔離された住民の総数は南アフリカの人口約5600万人を超えています。
 天津市(人口1500万人)当局は、北京に続き27日(月)から長距離バス接続の停止を発表。

 武漢から南に千キロ以上離れている広東省汕頭市でも、すべての非重要車両のアクセスを制限する措置を講じると発表。公共交通機関は、消毒目的で一時的に停止。
 5件の感染が確認された香港では、学校とディズニーリゾートに特に最大の警告が定められ、全閉鎖に至りました。
Francetvinfo 1月26日
※蔡英文総統さすがです。


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