「今回はSARSより酷い。武漢は地獄だ。政府は嘘つき。動画を世界に広めて」

 ◇武漢肺炎、中国本土で4607人…死者106人に  

【北京=田川理恵】中国共産党機関紙・人民日報(電子版)の28日午後11時(日本時間29日午前0時)時点の集計によると、武漢肺炎(Wuhan coronavirus)の中国本土の感染者は4607人に拡大し、死者も106人に達した。

 中国本土以外では、ベトナムに続いてドイツで人から人への感染が疑われる例が確認されるなど、感染者は17か国・地域の計79人に上っている。
読売新聞 1/29(火)

●上海の乗客が武漢人を別の飛行機で輸送しろと猛抗議で空港が大混乱
「武漢人は別便に」と抗議

 ◇渡航歴ないバス運転手、武漢のツアー客「大阪⇔東京往復で60人」乗せる

 厚生労働省は28日、国内で新たに3例の武漢肺炎感染者が確認されたと発表した。
 1人は奈良県在住の60代の日本人男性で、バス運転手として感染が拡大する中国湖北省武漢市からのツアー客を乗せたが、同市への渡航歴はなかった。

 ツアー客からうつった可能性が高く、確認されれば国内で人から人に感染した初の事例。国内感染とみられる日本人の確認も初。
 残る2人は武漢市在住の40代男性と40代女性で、それぞれ愛知県と北海道で肺炎と診断された。国内で感染が確認された患者は計7人となった。

 運転手の男性は8~11日に大阪から東京へ武漢市からの中国人ツアー客31人を乗せ、12~16日には東京から大阪へ29人を乗せた。
 男性が所属するバス会社によると、山梨、奈良にも立ち寄った。客は全員帰国した。
 男性は14日にせきなどの症状が出て、17日に奈良県内の医療機関を受診。25日に肺炎と診断された。症状は改善し重症ではないが、奈良県の医療機関に入院している。

 残る2人のうち、40代男性は20日から日本を訪問。26日に愛知県の医療機関で肺炎と診断され、入院中だが、症状は比較的軽い。40代女性は21日に来日。北海道の医療機関で27日に肺炎と診断されたが、状態は安定している。

 政府は28日夜、湖北省に滞在する邦人を帰国させるため、チャーター機1機を派遣した。
 29日朝に羽田空港に到着する見通しで、約200人が帰国する。
 今回、帰国できなかった希望者は29日以降の帰国を目指す。加藤勝信厚労相は記者会見で、帰国に関し「機内で検疫チェックすることを考えている」と述べた。

 政府は当初、28日早朝に派遣する考えだったが中国政府との調整が難航。予定はいったん午前にずれ込み、最終的に夜となった。

 また、政府は新型コロナウイルスによる感染症を感染症法に基づく「指定感染症」とする政令を閣議決定した。指定は、日本での感染拡大を防ぐのが狙い。10日間の周知期間を経て2月7日に政令を施行する。指定は平成26年の中東呼吸器症候群(MERS)以来で5例目。武漢肺炎は、結核やH5N1型鳥インフルエンザなどの「2類感染症」と同等の扱いとなる。指定により、患者の強制的な入院や就業制限ができる。
産経新聞 2020.1.29


WHOの腐敗
テドロス事務局長(エチオピアの保健相と外務相を歴任)と習近平氏

 ◇新型肺炎、緊急事態宣言の慎重判断求める 習氏、WHOに

 【北京=三塚聖平】中国国家衛生健康委員会は28日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が中国本土で計4515人、死者は106人になったと発表した。
 感染の疑い事例も6973人にのぼり、感染者数増に歯止めがかからない情勢だ。

 中国の習近平国家主席は28日、北京を訪問中の世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長(エチオピア)と会談し「WHOが客観的に状況を評価すると信じる」と述べ、緊急事態宣言を出すかどうか慎重に判断するよう求めたもようだ。
 テドロス氏は「(中国政府は)時宜にかなった有力な措置を講じている」と対応を評価したという。

中国がエチオピアに巨額投資、日本も動く―中国メディア
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 ◇北京、上海その他広範囲で死者確認

 27日には北京市で初の死者が確認された。湖北省に集中していた死者だが、上海市や東北部の黒竜江省、南部の海南省など、広範な地域で確認され始めた。

 また、香港政府は28日、中国本土から香港への個人旅行を一時、停止することに、北京の中央政府が同意したと発表した。中国本土との間の高速鉄道や直通列車も一時、停止する。
産経新聞 2020.1.28


新型肺炎 9か月の乳児も感染

 ◇新型肺炎、子供への感染例も 最年少は生後9カ月 中国紙報道

 【北京=三塚聖平】中国各地で新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が急増するなかで、感染しにくいとされてきた子供の感染例も一部で出てきている。
 最年少の感染者は生後9カ月といい、中国メディアは「子供を含めた全ての人が感染する可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

 湖北省武漢市の新聞、長江日報(電子版)によると、27日午前0時までに全国で少なくとも子供6人の感染が確認された。

 北京市は26日に生後9カ月の女児の感染を発表しており、同紙は「ここ数日、各地の発表で子供の感染が立て続けに出ている」と指摘する。
 国営中央テレビによると27日には、北京で4歳、上海市で7歳、広東省で6歳の感染が明らかになった。

 中国政府が22日に開いた記者会見では、中国疾病予防コントロールセンターの高福主任が「現在の認識や流行病学から言って」と断った上で「子供と若者は感染しにくい」との見解を示した。
 確かに全体の感染者数から見ると子供の割合は低いとみられるが、中国のSNSでは「子供は新型肺炎にはならない」という間違った受け止めもあった。

 長江日報は「感染しにくいは、感染しないと同じではない」と強調する。
 子供の免疫機能が十分に強くないといった留意点についても指摘した。中国紙・科技日報(電子版)は「多くの場所で低年齢の子供の感染例が出てくるに従って、保護者は子供の感染問題をより重視してほしい」と訴えている。
産経新聞 1/28(火)