※来日延期といっても、「共産党内でも習近平降ろしの動きが活発化している」といわれている習氏が、このまま秋まで現在の地位にいられるかどうか微妙ですね。

●習近平の「暗殺未遂数」は歴代トップクラス
「鄧小平は7回、胡錦涛は3回暗殺未遂に遭うなど、暗殺が普通にある中国において、習近平の暗殺が計画された数は歴代指導者のなかでもとくに多く、総書記になる前に2回、一期目の任期の間に10回、二期目に入ってから2回、これまで計14回確認されています」(福島香織氏談

 一番最近の例は、2018年10月22~25日の習近平の南方視察中に香港・マカオマフィアが誘拐・暗殺を企てた事件。習近平が急きょ予定をキャンセルして北京に戻ったため未遂に。「博聞新聞網」(=同上)

 武漢発の新型肺炎の感染拡大を「国家の存亡にかかわる重大な責任問題」とする反習近平勢力との権力闘争、「病気より政権維持を優先」する習氏の対応に不満を募らせる人民の蜂起、軍事改革によりリストラされた人民解放軍30万人の武装デモ再集結の動き、深刻な経済ダメージ、国際社会での孤立化など、窮地に追い込まれている習氏は、自身や家族の誘拐・暗殺に怯え、密かに亡命を準備しているともいわれています。

 20兆米ドルの隠し資産、3億7600万ドル(日本円で約406億円)の海外資産、を持つ習氏の万一の際の亡命先としては、アフリカやヨーロッパの某国の名前が挙がっているようです。 *

習近平

 日中両政府が、4月上旬で調整してきた中国の習近平国家主席の国賓としての来日を延期する検討を進めていることが29日、分かった。複数の日中外交筋が明らかにした。

 中国湖北省武漢市で発生した肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大が、両国の国民生活に大きな影響を及ぼしていることを考慮し、来日の環境は整っていないと判断した。
 習氏の来日時期は事態の推移を見つつ改めて調整するが、東京五輪・パラリンピック後の秋以降が有力とみられる。

 習氏の国賓来日は昨年6月、安倍晋三首相が大阪市内で開いた日中首脳会談で「来年の桜の咲く頃、習氏を国賓として日本にお迎えし、日中関係を次の高みに引き上げたい」と直接呼びかけた。習氏もその場で「いいアイデアだ」と応じ、日中両政府は今年4月上旬の訪日実現に向けた準備を進めてきた。

 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で、中国は2月24日、3月5日に開幕予定だった重要政治日程である全国人民代表大会(全人代=国会)の延期を決定している。

 終息時期が見通せない中で外遊に出かければ、国内で批判を受ける可能性があるため、習氏が来日を先送りするとの観測が強まっていた。
 また、感染の広がりに伴い習氏の来日準備作業に大きな遅れが生じていたほか、日本側では与党からも国賓としての来日に反対意見が出ていた。

楊潔篪 安倍晋三
楊潔篪氏(左)と安倍晋三首相

 首相は2月28日、首相官邸で中国の外交担当トップである楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(ようけつち)共産党政治局員と面会した際、「習主席の国賓訪問は日中両国関係にとり極めて重要だ」と述べた上で、「十分な成果をあげるために入念な準備を行わなければならない」と指摘した。
 来日時期よりも成果を重視する考えを強調することで、延期の方向を示唆したものとみられる。
産経新聞 2020.2.29

(おまけ)

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