池上町殺人事件

 ◇韓国籍の自称派遣社員、金錫経容疑者は容疑を否認

 川崎市川崎区鋼管通3丁目(十八丁目1-10)のアパートの一室で6日、この部屋に住む無職の萩原省子さん(88)が遺体で発見された事件で、神奈川県警捜査1課は7日、荻原さんを殺害したとして殺人の疑いで、韓国籍の自称派遣社員、金錫経(キム・ソッキョン)容疑者(69)=同区池上町=を逮捕した。「やっていません」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は5日午後6時ごろ、萩原さん方で萩原さんを鈍器のようなもので殴るなどし、殺害したとしている。

川崎 殺人事件

 同課によると、萩原さんの死亡推定時刻である同日午後6時ごろを挟んだ前後、現場周辺の防犯カメラに、萩原さん方の様子を見るなどする不審な男が写っていた。

 7日午前10時ごろ、現場から60メートルほどの路上で捜査員が、防犯カメラの不審者と顔や着衣、所持している自転車など、特徴が酷似する金容疑者を発見した。
産経新聞 2020年03月07日

池上町鋼管通3丁目
川崎市川崎区鋼管通3丁目=6日午後4時半ごろ

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 6日午前11時50分ごろ、川崎市川崎区鋼管通3丁目のアパート1階の室内で、マッサージのために訪れた訪問マッサージ師の男性(47)が頭部から血を流して、あおむけの状態で倒れている女性を発見し、119番通報した。女性はその場で死亡が確認された。県警は、女性が事件に巻き込まれたとみて捜査している。

川崎市川崎区池上町
川崎市川崎区池上町3丁目十八丁目1-10

 県警は、死亡したのはこの部屋に1人で暮らしていた80代の女性とみて、身元や死因の特定を進める。発見時、玄関は無施錠で、女性は普段着姿だったという。県警は付近の防犯カメラ映像を解析するなどして詳しい状況を調べる。

 現場は、JR南武支線小田栄駅から東に約600メートル離れ、近くには小中学校や福祉施設もある住宅街。
 周囲は規制線が張られ、辺りは一時騒然となった。4歳と1歳の子を持つ女性(35)は「小さな子がいるので怖い気持ちしかない。外出も注意する」と言葉少なだった。
神奈川新聞 2020年03月06日

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※川崎市川崎区池上町問題
 池上町にはJ社所有の敷地内に200軒以上の家屋、店舗、事業所が密集していますが、居住者のほとんどがJ社との間で貸借契約などを結んでいないため、「国内最大級の不法占拠地帯」(川崎市幹部談)となっており、J社と住民、川崎市が解決に向けて不定期に話し合いの場を設けてはいるものの、複雑な事情が絡み合っているために解決の糸口が見つからないのが現状です。

 犯罪や火災等の防災・防犯上の問題だけでなく土壌汚染等による住民の健康被害などの問題もあり、早期の解決が望まれます。 *

平成29年度川崎市化学物質環境実態調査の結果について