※新宿区の昼間人口は78万人で夜間人口の2.3倍、新宿駅だけでも一日の平均乗降客は350万人を超えています。
 この新宿区限定の“感染見舞金”は、新宿区在住の無症状感染者や軽症者から新宿区内に通勤、通学、通院などをしている区外の人に感染、拡散される可能性があるという事態をまったく想定していない、ある意味非常に迷惑な“陽性奨励金”になりかねません。

 小池都知事は、「休業要請する際に都が財政的にバックアップ、各自治体と連携して第二波に備える」と言っていますが、すでに第二波の兆候が出ている現状においては、実態とかみ合わない感覚のずれを感じます。

 新宿区などのように結果的に検査数や感染者を増加させている対応策をとる自治体がある一方で、足立区のようにコロナ軽症者に「自宅療養セット」を支給して外出の自粛を促し、相互感染を抑制する方向で対応している自治体もあり、現状では都と各自治体との連携がうまくとれているようには思えません。

 感染源がはっきりしている特定地域や特定業種において、一定期間の夜間外出制限や抜け道なしの休業要請、感染者の居住空間内外での自主的隔離などの徹底が必要ではないかと思います。 *

兵庫県知事、対策会議で「東京は諸悪の根源」発言

都内からの感染拡大イメージ

 ◇東京の感染者、4月17日の206人を上回り過去最多の224人に

小池都知事:
「本日の新規陽性者数でありますけども、これまで最大の224人となりました」
「年代別にいたしますと、20代、30代の方々が75%を占めております」

菅義偉官房長官:
「重症の方は減少傾向。医療提供体制が逼迫している状況ではなく、直ちに緊急事態宣言を発出する状況にないと認識」

歌舞伎町のホストの7割は在日
ミナミたんω・【 AMGたんω・ 】@AMG888CLS

 ◇歌舞伎町ホスト感染「共同生活が原因」 区長は「10万円目当て」を否定

 東京都新宿区歌舞伎町のホストクラブなどを中心に新型コロナウイルスの感染が広がっていることについて、新宿区の吉住健一区長が8日、TBS系「ひるおび!」にリモート出演し、「(感染が広がったのは)ホストが共同生活をしていることが大きい」との見方を示した。店を訪れた客に広がるよりも、ホストの間で感染が広がっている例が多いという。

公明党 吉住健一
区長が店舗名を公表しない理由→「よそのエリアに行って営業を始めてしまう」

 吉住区長は、感染したホストたちの多くは、勤務後も一緒に飲食し、共同で暮らしていると紹介。
「店が終わった後にご飯を食べたり飲みに行ったりしてマスクを外したり、騒いだりして飛沫(ひまつ)感染している恐れがあるのではないか」と話した。

 また、番組出演者の八代英輝弁護士が「ホストがPCR検査を受けて陽性になると協力金10万円をもらえる、お互い移しあって10万円もらった方がいいんじゃないかみたいな話が蔓延(まんえん)していると聞いたことがある」と述べ、「見舞金目当てにホストが集団検査に協力している」とするネット上の噂の真偽を直撃。

新宿区 見舞金「10万円」

 吉住区長は、区が出している「生活見舞金」の対象は「緊急事態宣言が出された4月7日以前に新宿区に住民票がある人」であり、「これまで支給が決まった二百数十人の多くは医療従事者や公務員である」と噂を否定した。

 番組では、区が歌舞伎町の元ナンバーワンホストで現在はホストクラブを経営する手塚マキさんに協力を求め、検査への協力態勢を築いたことなども紹介された。(産経新聞)
zakzak 2020年7月9日

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公明党
新宿の新成人 半数は外国人