自民党はこの期に及んで「党本部でLINEの人を招いた『LINEを利用した選挙システム勉強会』を決行しようとしている」という報告を小野田紀美議員のツイートで知りましたが、このズレた感覚と言うか、情報セキュリティ意識や国防意識の欠如には呆れ驚くばかりです。

 さらに国の安全保障に関わる重要土地法案の問題など、売国・亡国的な現政権与党(自民・公明)の限界、利権の拡大や自身の延命、保身しか頭にない菅義偉氏の実態が如実に現れています。 *

当ブログサービス(libedoor=LINE社)自体のテクニカルな問題(SSL化の導入遅れやアクセスの不具合その他)やある時期から公私ともに非常に忙しくなったこともあって更新も断続的になり、拙ブログを愛読してくださっている皆さまにはご迷惑をおかけしております。

 連日話題になっている「LINE問題」はまさに筆者も危惧していたところでもあり、一部、特定の話題に関するエントリーに不自然な現象が度々起きていたことも含め、過去それとなく言及してきました。
 将来的にもこれらの問題がすべて解決するとは思われませんので、当ブログに対するスタンスは、当面現状のままとして様子を見たいと思います。風化させたくない未解決問題や子供たちの失踪問題、社会問題など、ブログ内コンテンツにつきましてはこれまで通りの掲載といたします。
皆さまのご理解ご了承のほど、よろしくお願いいたします。 **


菅義偉首相 長男が筆頭株主の飲食業者から献金770万円

 菅義偉首相が、長男の正剛氏が筆頭株主の会社から長年にわたり、多額の政治献金を受けていることが「週刊文春」の取材で分かった。

 これまで菅氏は、長男による総務省幹部への違法接待問題について追及を受けるたびに、成人した長男と自身の政治活動とはまったく関係のない「別人格」だと何度も強調してきた。

 正剛氏が筆頭株主の会社は、株式会社ステーションキャラバン(横浜市、以下ステーション社)。

 関係者によると、同社が1982年に設立された際、菅氏が全株式2万株の半分、1万株を持ち筆頭株主となった。

 ステーション社のA社長が語る。

「以前、経営した喫茶店が駅ビルの建て替えで立ち退きになった際、菅さんが探してくれたのが今の場所(JR横浜駅南口)でした。しかし、JRの駅ナカは家賃が高く、1年経ったところで(経営が)まずい状態になってしまった。そこで、JRの担当者が『菅さんのこともあるし……』と言って家賃を下げてくれたのです」

 A氏は、自身が社長になった2006年以後、「儲かっていなかったので(菅氏や正剛氏に)配当金を支払ったことは一度もない」と言う。だが違う形で売上の一部が菅氏に還流していた。

「月3万円の献金を続けています。やっぱりこうやってお店を(良い場所に)作ってもらったりしていますからね。X(横浜駅にステーション社が開いた喫茶店)をやっている間はずっと続けていきます」(同前)

 そして、現在、ステーション社の株は正剛氏が所有しているという。

菅義偉
菅首相と長男・正剛氏(左)

 ◇菅さんから『株を息子に渡したい』と言われて……

「実は、2012年に菅さんから『株を息子に渡したい』と言われてね。他にも株主や役員がいるので、一応彼らに話をしたら『それは先生の問題だ。他人に渡すんじゃないからいいんじゃないか』ということで、(株主の承諾を得て)株は正剛さんに引き継がれました。ちょうど(同年12月の選挙で)自民党が政権に復帰し、菅さんが官房長官になる前のことです」(同前)

 政治資金収支報告書を確認すると、ステーション社は1997年から1999年まで、年間36万円を菅氏の資金管理団体・横浜政経懇話会に寄付。
 2000年以降は、菅氏が代表の自民党神奈川県第二選挙区支部に年間33万~46万円を欠かさず寄付している。2019年分までの過去23年間で、合計約770万円の献金が確認できた。

 政治資金に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が次のように指摘する。

「政治家としての影響力を使った口利きの対価として政治献金をもらうことは、収賄またはあっせん利得と同じ構図でしょう。まして自身や親族が過半の株式を持ち、支配権を握る会社のために駅構内の良い場所を確保するよう口利きをするというのは、自分の利益に直結する話です。国会議員の影響力の使い方として、非常に問題がある」

 菅事務所は、「週刊文春」の取材に対して、次のように回答した。

「(ステーション社の株など)資産については法令に則り、適切に管理し、公開しています。(出店などの口利きなどは)事実ではありません」

 正剛氏に株式が譲渡され、その企業が菅首相に献金を続けていることが明らかになったことで、正剛氏が菅氏の政治活動と関係のない「別人格」と言えるのか、今後の説明が注目される。

 国交政務官を務め、GoToトラベルを強力に推進するなど国土交通省案件に前のめりな菅首相。そして、菅氏のファミリーに対する鉄道会社の”優遇”はこれだけではなかった。

 3月24日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び3月25日(木)発売の「週刊文春」では、「菅首相 長男に一万株 鉄道利権を暴く」と題して、自己破産した菅氏弟のJR子会社への再就職、菅氏が正剛氏に株を譲渡した理由、ステーション社とJRとの深い関係、京急との深いつながりと横浜カジノ計画などを6ページにわたって詳報している。

週刊文春」編集部/週刊文春 2021年4月1日号
文春ONLINE  3/24(水)

菅義偉

自己破産した実弟はJR子会社に幹部として就職、自身は飲食業者から多額の献金

 菅首相長男に一万株 鉄道利権を暴く「別人格」「家計も別」のはずが…

 GoToトラベルに前のめりだった菅首相は、鉄道業界に強い影響力を持つ。自己破産した実弟はJR子会社に幹部として就職。そして、自らは地元・JR横浜駅の好立地物件で営業する飲食業者の大株主として、計770万円の献金を受けてきた。やがて、この株は長男に――。
文春オンライン 2022/3/19


【東北新社】菅義偉首相の長男を更迭、社長辞任(総務省への接待問題)

「国会やメディアでも連日大きく取り上げられる事態となり、弊社に対する信頼を大きく毀損する事となりましたことは、慚愧の念に堪えません」(引責辞任する二宮清隆社長)


 総務省幹部を接待した問題を受けて、東北新社は2月26日、菅義偉首相の長男である菅正剛・統括部長を更迭する人事を発表した。また、この問題の責任を取って、二宮清隆社長が辞任する。

 菅正剛氏を含む東北新社のメンバーが総務省幹部を接待したことを受けて、総務省幹部11人が国家公務員倫理規程に違反したとして懲戒などの処分を受けている。

 この問題を受けて、菅正剛氏はメディア事業部の趣味・エンタメコミュニティ統括部長を務めていたが解任され、人事部付となる。また子会社の「囲碁将棋チャンネル」の取締役も辞任するという。

また会食に同席する機会があり、監督責任を果たせなかったことを反省して二宮社長が同日付で辞任する。後任には中島信也副社長が昇格する。二宮氏は次のようにコメントしている。

「国会やメディアでも連日大きく取り上げられる事態となり、弊社に対する信頼を大きく毀損する事となりましたことは、慚愧の念に堪えません」
huffingtonpost日本版 2021年02月26日

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