※結局、12歳の時から21年という長い間劣悪な環境で監禁をし、最後は餓死・凍死させてしまったということですね。
 この容疑者たちは極刑に処して欲しいと思います。

愛里さんが死亡した経緯

airi 大阪府寝屋川市の柿元愛里さん(33)が自宅に監禁され、死亡した事件で、柿元さんが精神疾患と診断される約5年前から、自宅で隔離状態に置かれていたことが、捜査関係者への取材でわかった。 

 両親は、小学校6年の時から登校させていない理由を「疾患があったため」と説明していたが、診断を受けたのは16~17歳の頃と確認された。府警は、当時の実際の状態や、隔離生活と発症との関連を調べる。 

 捜査関係者によると、柿元さんは小学5年生の夏、一家の引っ越しに伴い、同市内の小学校に転入。
 6年生の3学期から突然、来なくなり、中学校は全く登校しなかったという。 

柿元康孝
 この理由について、父親の泰孝(55=右)、母親の由加里(53)両容疑者(保護責任者遺棄致死、監禁両容疑で逮捕)は、調べに「6年の時に発症したため」と説明。この時期に医師から診断を受けていたとみられていた。 

 しかし、府警が周辺の医療機関に照会したところ、小、中学生の頃の受診記録は確認できなかった。 
 その一方で、自宅から押収されたDVDを調べたところ、この時期から柿元さんが小さな部屋で横たわる状況などを監視カメラで写した映像が残されていることが判明。
 この部屋は、柿元さんが昨年12月に死亡した小部屋とは別で、同じように外から施錠できるようになっていた。 
読売新聞 2018年1月16日

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