放置されたMARNA 号
「謎の船・放置事件」

以下、せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』より引用

 ◇真相究明を求めて6月で一年

 6月29日にこの講演会で話をしたことが始まりでした、まだ3カ月はありますが、もう大詰めに来ており、裁判も3つほど行われており、第一審の判決がおそらくその頃までには出ると予想しています。

 川崎においては所謂罰金50万円を課す条例の成立やヘイトスピーチを許さない川崎市民ネット」の三浦知人代表を刑事事件で告訴した件が不起訴処分になるなど、私が進めてきた活動が上手く進展しないことから失望されている方もいるかも知れませんが、私は確かに落胆はしたが、諦めている訳ではありません。

 最初から、福田紀彦川崎市長を倒す本命はこの川崎港湾局の闇であり、これを明らかにすることでそれは可能であると申し上げてきました。裁判の経緯も詳しくお伝えすることが出来なくなっていますが、必ずこの裁判の中で突破口が開けると確信しております。

最後の映像はこちらになります。




 ◇さて、こちらの件が一番新しい話題です。

1.事故船 MARINA号について
(ア)令和2年2月21日、川崎港C-3岸壁に接岸中のMARINA号を発見した
 近くにいた人の話では数ヵ月前から接岸しておるようでした。
(イ)関東運輸局(PSC)に照会したところ、2018年10月5日付で「本船」と川崎市に対し、航行出来るよう改善命令を発したとのことでした。
(ウ)川崎市、川崎海上保安署ではこの船舶の扱いは一切教えてもらえませんでした。

 調べた結果、 
■船主(中国人) クレジットオーシャンシッピング社(CREDIT OCEAN SHIPPING CO., LTD)
■総代理店は   日中海運(株)
■川崎代理店   (株)シュウホウ であることが判明した。

クレジット・オーシャン・シッピング 
運輸安全委員会による勧告
(貨物船 MARINA 衝突(護岸)事故:神奈川県京浜港川崎区 2018.10.1 発生)

川崎港岸壁に接岸中のMARINA号(1920トン)
MARINA号 せと弘幸BLOG

 なお、曳船会社は深田サルベージでありました(曳船料は弁護士に一任とのことでした)

 川崎市条例は「けい船施設条例利用許可申請書」はこの場合、(株)シュウホウであります。
 川崎市に「信憑性」の無い資料を提出したのはこの(株)シュウホウであります。このように両者は深い関係にあります。しかしながら何故、1年半も係留許可していたのか理解出来ません。

 この件ですが川崎市にはこの問題で情報開示を求めて来ましたが、現在相手方と交渉中などの理由で開示請求を拒否しています。交渉などやっている気配など全くないと考えます。

 ただほったらかしにしているだけと思う。都合の悪いことには一切隠して答えようとしません。入手先も明らかに出来ない資料を裁判所に提出、それがどこから得たものかの説明を拒否している有様です。

 しかし、今度はそうは行きません。答えない訳には行かない、出なければ裁判には勝てないと思う。裁判所の考えしだいですが、この川崎市の態度を裁判所が認めるとはとても思えません。

 この一年も放置状態にあるマリーナ(MARINA)号の「係留施設利用許可申請書」を川崎市に提出しているのは、株式会社シュウホウであると私たちは思っています。本来であればこの係留費用は(株)シュウホウが負担すべきです。(ただし川崎市の条例によれば)

 現にその問題で川崎市に対して宏洋商会は争っている、この問題もどうなるのか?それもいうまでもなく黙っている訳にはいかないでしょう。

――以上、引用
(注:一部画像追加筆者)

MRINA号、JFEスチールの護岸に衝突し、破壊

川崎市港湾施設条例

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