ゴッホが「自殺に使用したとされる拳銃」

【6月15日 AFP】19世紀のオランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)が自殺に使用したとされる拳銃が、仏パリの競売会社ドゥルオ(Drouot)のオークションハウスで公開された。 

 今月19日に競売に掛けられる拳銃は1960年ごろ、仏パリ(Paris)郊外にあるオーベル・シュル・オワーズ(Auvers-sur-Oise)の畑で、農民によって発見され、現在の所有者の母親の手に渡った。(c)AFP 

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オーベル・シュル・オワーズの教会

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オーベル・シュル・オワーズのゴッホの家(3Fの屋根裏部屋)
ゴッホの家 オーベル・シュル・オワーズ
ゴッホが間借りしていた当時はカフェ兼ワイン販売店→現在はレストラン「ラヴー亭」(1F)