小池百合子知事「世界はいま、STAY AT HOME」(#stayhome)

※昨夜の小池知事の会見を筆者も観ました。
 さすがにニュースキャスターの時代が長かっただけあって、一見、卒なく質疑応答をこなしていたように見えますが、結局は誰もが考えるようなごく当たり前のことをカタカナのテクニカルタームを駆使して説明するだけで、中身がなく、上っ面の体裁を整えただけという印象が否めません。

 視聴者が「NO!3密」パネルを虚ろな目で眺め、言外のリアルで切実なメッセージ(危機感)だけを本能的に感じ取って、不安に駆られて買いだめや買い急ぎに走ってしまう人が出てくるのも自然な流れともいえます。
 所詮、蔡英文氏のような圧倒的な指導力や信頼感、心に響く言葉を、「保身と再選ファースト」の小池知事に期待するほうが無理なのかもしれません。

 河野外務大臣が「クラスター(集団感染)、オーバーシュート(感染爆発)、ロックダウン(都市封鎖)……、なぜカタカナ?」とツイートして賛同者が相次いでいましたが、会見後の都民の反応こそが小池知事と都民の埋められない距離感と、異文化“強制”や“ダイバーシティ”推進という押しつけ型の取り組みの限界を現わしているということなのでしょう。 *

【台湾】蔡英文総統の近況に対する談話

No! 三密

◇買い占め自粛、冷静対応呼びかけるも…都知事の会見受けスーパーに行列

 東京都の小池百合子知事は25日、記者会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、週末の不要不急の外出自粛を要請した。
 すると会見の直後から都内のスーパーマーケットには、多くの客が訪れ、買い物かごに多くの商品を詰め込む姿が見られた。店員数が少なる夜間帯ということもあり、レジには20メートル近い行列ができる店もあった。

 ツイッター上には「初めて買い占めに参加できてテンション上がる」「パニック買い占め怖いからとりあえずパスタとパスタソースとトイレットペーパー買った」などの報告が続々と上がり始めている。


 しかし都知事が要請したのは、不要不急の外出の自粛であり、週末に食料品などの店舗が閉鎖される予定はない。
 同じくツイッター上では「みんな落ち着いて」「みんないい加減買い占めやめよう。本当に必要な人が買えなくなるし、買えなくなると困るから買わざるをえなくなる」などの呼びかけも多数投稿されていた。
報知新聞社 3/25(水)