c919
[中国、中型旅客機の初テスト飛行 国産ジェットで欧米に対抗]

【上海共同】
 中国の国有企業が開発を進めている国産中型ジェット旅客機「C919」(基本設計158席)が5日、上海の浦東国際空港で初のテスト飛行を行った。
 同クラスのジェット機は、米ボーイングと欧州のエアバスが市場で圧倒的な存在感を誇るが、切り崩しを狙う。

 航空機需要が拡大する中国市場で販売実績を積み、将来は輸出も目指す。
 開発する中国商用飛行機(上海市)の担当者によると、米ゼネラル・エレクトリック(GE)のエンジンを搭載している。中国メディアによると、軽量化のため、機体にアルミリチウム合金を多く使用。部品の国産化比率は50%以上に達する。
東京新聞2017年5月5日