※中国外務省作成(極秘)の「国家戦略地図」によると、2050年にはロシアを除くアジア大陸全域、オセアニアが中国の領土として真っ赤に塗られています。

 能登半島から愛知県の渥美半島を結ぶ線で日本を南北に分断し、北半分を「日本自治区」、南半分を「東海省」、朝鮮半島は「朝鮮省」と名付けて太平洋に進出、世界規模の海上権力を握るという壮大な領土拡張計画です。

map

 もはやチベット問題は対岸の火事ではなく、日本にとっても深刻な問題として受け止めなければならないところまできています。
 今回のジョカン寺炎上も、中国による伝統文化破壊、民族浄化の一環で行われているのは中国の情報統制ぶりから見て間違いないでしょう。

※チベット地区の総人口600万人の1/5が虐殺、または行方不明と言われています。
 
ti
中国チベット自治区ラサ:17日に炎上した「ジョカン寺」

 ◇世界遺産チベット寺院の炎上映像削除 中国当局、情報統制

 世界文化遺産に登録されている中国チベット自治区ラサの仏教寺院「トゥルナン寺」(通称ジョカン寺、中国名・大昭寺)で17日に発生した火災で、中国当局はインターネット上の関連の書き込みや映像を削除するなど情報統制を強めている。
 チベットでは中国当局への反発が根強く、今回の火災が治安の混乱を招くことを警戒しているとみられる。

 火災の発生後、ネット上では同寺の一部とみられる建物が広範囲にわたって炎上し、屋上付近まで火柱が立つ様子を撮影した動画が拡散した。

 自治区中国共産党委員会機関紙の西蔵日報(電子版)は「火災はただちに消し止められ、死傷者はなく、周囲の秩序は正常に保たれている」と報じたが、出火原因は明らかにされていない。大半の官製メディアは火災について報じておらず黙殺している。

 トゥルナン寺は7世紀に建立。2008年の反中国デモ(チベット騒乱)では同寺周辺でチベット仏教の僧侶らが抗議活動を展開した。
 当局によると、同寺はチベット暦の元日にあたる14日から16日まで観光客らに開放されていたが、火災のあった17日は閉鎖されていた。【北京=西見由章】
j
[「ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群」の一つ「ジョカン寺」:2009年]

 世界文化遺産に登録されている中国チベット自治区ラサの仏教寺院「ジョカン寺」(中国名・大昭寺)で17日午後6時40分ごろ、火災が発生した。
 中国メディアによると、死傷者はいないという。自治区トップの呉英傑党委書記が現場で対応の指揮に当たった。被害の規模や出火原因は不明。

 ジョカン寺は「ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群」の一つとして世界文化遺産に登録されている。
【北京=西見由章】
産経ニュース 2018.2.18 

        *

◆関連記事
【世界記憶遺産】日本関連候補の一部「政治的案件」を審議除外へ-ユネスコ
 →「通州事件」や「チベット大虐殺」の資料も人権侵害の記録として申請