※尖閣の「字名(あざな)」変更に対抗して、中国資源省が東シナ海の海底地形50か所に「釣魚島」の名前の一部を使った「釣魚窪地」「釣魚海底峡谷群」「釣魚水道」などの名称を付与したり、日本人を新たに「大和族」と名付け、中国の自治区とみなすような侵略計画の瀬踏みを始めています。

 今回の石垣海人らの漁に関しては、海保が護衛する形で無事帰港することができましたが、タイミングを計ったような中国公船の追尾を見ても、中国側と通じているスパイがいないとも限りません。もう何年も前から中国公船の甲板付近でドローンの飛行が確認されているという情報もあります。

 中国外務省の極秘計画書の中の「国家戦略地図」によると、2050年にはロシアを除くアジア大陸全域とオセアニアが真っ赤に塗られているといわれています。
 その地図の中で日本は能登半島と渥美半島を結ぶ線で分断され、北半分が「日本自治区」、南半分が「東海省」と名付けられており、日本人を「大和族」と名付けることもこの日本侵略計画の一環と思われます。

 中国による領海・領空侵犯などの主権侵害に対する甘い防衛体制が、島嶼部における実効支配の脅威を招いているだけでなく、中国による身勝手な領土拡張計画を助長させているということを深刻に受け止め、民間や一自治体の活動に頼るだけでなく、国として実効支配の強い姿勢を見せるべきでしょう。 *

石垣海人 大漁
尖閣諸島海域で釣ったアカマチを水揚げする砂川幸徳さん(右)ら=登野城漁港

 尖閣諸島海域に出漁した八重山漁協所属の漁船「第一桜丸」「恵美丸」が22日午前、石垣島の登野城漁港に戻った。
 乗組員によると、21日に尖閣周辺の領海から離れた際、尖閣諸島周辺にいた中国公船4隻に約4時間追尾されたという。海上保安庁の巡視船が漁船を警護し、乗組員にけがはなかった。
八重山日報 2020/6/23

中国海警
中国の公船4隻が4時間にわたって追尾

 ◇「登野城尖閣」に変更 石垣市議会、賛成多数で可決 10月から効力

 沖縄県石垣市議会は22日、市の行政区域に含まれる尖閣諸島の住所地の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する議案を、賛成多数で可決した。10月1日から効力が生じる。主権を持つと主張する台湾は、中国当局による尖閣諸島周辺での活動が石垣市による字名変更を引き起こしたとの見方を示した。
日本経済新聞 20206月23日



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第一桜丸 恵美丸 漁獲

キハチマグロ

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