ポロネンコフ下院議員
[ボロネンコフ元下院議員(ロシア共和党)]

 ◇反プーチン派指導者に次々と襲いかかる悲劇はまた闇に葬られるのか

【モスクワ時事】
 ウクライナ警察によると、首都キエフで23日、ロシアのデニス・ボロネンコフ元下院議員(45)が射殺された。

 ボロネンコフ氏はプーチン政権に批判的で、ウクライナのポロシェンコ大統領はロシアによる「国家テロ」と糾弾した。両国の対立はさらに深まりそうだ。

 ボロネンコフ氏はロシア共産党に所属し、2011年から昨年まで下院議員を務め、昨年、ロシアからウクライナに移住。その後はロシアによるウクライナ南部クリミア半島編入を非難したり、ロシアに亡命したヤヌコビッチ前大統領に対するウクライナ当局の捜査に協力したりして、ウクライナ国籍を与えられた。

 ボロネンコフ氏はキエフ中心部のホテルの入り口近くで射殺された。ポロシェンコ大統領は「過去に欧州各地であったようなロシア情報機関の手口だ」と批判した。インタファクス通信によれば、容疑者はボロネンコフ氏の護衛に撃たれ、搬送先の病院で死亡した。 
時事通信


◆ロシア関連ニュース
トランプ氏の元選対本部長、親ロシア派から75万ドル授受=ウクライナ議員
 →21日、親ロシア派がポール・マナフォート氏に75万ドル(約8400万円)に払った証拠だとする書類を公開。
 →「デイビス・マナフォート」という名の会社にコンピューター機器代として75万ドルがキルギスタンの銀行を通じて支払われた。

ポケモンGOがロシア中国で禁止の理由は陰謀論なのか?

 ポケモンGOはロシアと中国では配信されていない。日米欧では陰謀論のように扱われている節もあるが、禁止の理由は「アメリカの情報収集が真の目的だから」


 ◇国家機密漏洩の懸念から、ロシア、中国でポケモンGOが禁止

■ロシアの警戒
ポロネンコフ下院議員 ロシアが禁止したのは、上院国防安全保障委員会のクリンツェビッチ第一副委員長が「群衆を集めたり特定の情報を拡散したりして、政変を起こす道具として使われる可能性がある」と公式には言っている。
 これだけ聞くと「何を言ってるんだか」という人は多いかと思うが、ここに至るまでに次の考えがある。
 共和党のボロネンコフ下院議員(右)が「アメリカの情報機関によって作られた可能性がある」と発言。

 実は「アメリカの情報機関によって作られた可能性」はあながち間違っている話ではないのだ。
 開発元である「ナイアンティック社」のCEOであるジョン・ハンケはGoogle MapやGoogle earthの生みの親である。2001年政府の出資、詳しくはCIAやNGA(米国家地球空間情報局)が間接的に出資した会社であるキーホール社を設立したのだ。

 ◇Googleのインフラは米政府と通じている

 事情に詳しい苫米地英人氏も、「逆にNSAの職員がポケモンGOを利用しない方がおかしい」「利用しなかったら首くらいの勢い」とも言及。

■中国の警戒

 中国では国家秘密の漏洩を防ぐのを懸念して禁止としている。敵に自国の弱みを握らせないという意味ではGoogleを禁止しているのもある意味賢い選択であると言えるのだ。

 実際に電源OFFでもGPSの情報は得られるし、その他後述する理由から、情報漏えいを防止するという意味でロシア・中国が配信を中止するのは「正当」と言えるのだ。


※Google(ユダヤ系企業)
 Googleは二人のユダヤ人によって作られた=ロスチャイルドがスポンサー。
 スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マイケル・デル、スティーブ・バルマーはすべてユダヤ人。
 世界中の情報がこれらのユダヤ人によって収集、分析、拡散、コントロールされているのは周知の事実。