●当記事関連で新しい動きがあるようなので再掲させていただきます。

※大量懲戒請求を扇動した「余命3年時事日記」のブログ主である通称「余命」氏は、懲戒請求のフォーマットと懲戒請求者リストを作成し、予め白紙委任状を預かっていた読者に対し、所定の文書に「日付を入れずに返送」することを指示したとされている。

 さらに、懲戒請求者から板橋区のレンタル倉庫「ヤング倉庫(私書箱)」宛てに返送された文書に日付を入れ、通し番号を振って全国22の弁護士会に随時まとめて送付したこと、郵便物をヤング倉庫から川崎市内の事務所に運んだ人物に対し、毎回、手数料1万円が支払われていたことも含め「共同不法行為」と認定されれば、刑事責任を問われる可能性もあります。

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大量懲戒請求

 ◇「不当な請求を受け、ブログ運営者も共同不法行為に当たる」

 インターネット上の扇動を背景に約3000件の懲戒請求を受けた弁護士が、ブログで請求をあおった人物の個人情報を開示するようサーバー管理会社に求め、大阪地裁に提訴した。

「不当な請求を受け、ブログ運営者も共同不法行為に当たる」として、損害賠償も請求する方針。13日に第1回口頭弁論があり、会社側は請求の棄却を求めた。
 訴えたのは、東京弁護士会の佐々木亮弁護士。大阪市の管理会社に、賠償請求に必要な運営者の氏名や住所などの開示を求めている。

 訴状によると、このブログは「朝鮮学校への補助金停止に反対する日本弁護士連合会の声明に賛同した」などとして、佐々木弁護士らへの懲戒請求を呼びかけた。【戸上文恵】
毎日新聞 2018年7月14日

佐々木亮

 ◇「投稿が呼びかけた行為(懲戒請求)で権利を侵害された」佐々木弁護士

 朝鮮学校への補助金交付を求める声明などを出した弁護士会に大量の懲戒請求が寄せられた問題に絡み、東京弁護士会所属の佐々木亮弁護士が大阪市のサーバー管理会社に対し、懲戒請求を呼びかけたブログ運営者の発信者情報を開示するよう求めた訴訟を大阪地裁に起こした。13日に第1回口頭弁論があり、会社側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、佐々木弁護士は朝鮮学校への補助金停止に反対する日本弁護士連合会声明に賛同しているとして、ブログで懲戒請求を呼びかけられた。5月時点で約3千件の懲戒請求を受け、業務に支障が出るなどしたという。

 佐々木弁護士側は「賛同を表明したことはない。違法な懲戒請求を触発したブログ運営者は(懲戒請求をした人の)共同不法行為者に当たる」と主張。運営者に損害賠償を請求するために必要として、情報を開示するよう求めた。

 ネット上の権利侵害に詳しい神田知宏弁護士によると、投稿そのものではなく、投稿が呼びかけた行為で権利を侵害されたとして発信者情報の開示を求める訴訟は珍しいという。(大貫聡子)
朝日新聞デジタル 2018年7月13日

個人情報開示請求
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